開発の背景

KEYTONEは2025年、ヨーロッパ北部出身のクラブコレクター兼クラブデザイナーであるミロ・キートン氏が「良質な国産素材と職人の技術で、これまでにないクラブをつくる」という思いのもとに立ち上げたブランド。第一弾製品『WEDGE SCREW』に続く第二弾として、量販モデルにはない “狭き市場” に向き合うマッスルバックアイアンの開発に着手した。

開発にあたっては、他社が採用していない「S17C」という炭素鋼を新たに選定。国内の主要な軟鉄鍛造素材である15C・20Cの間に炭素含有量(0.15〜0.20%)が収まる素材で、ばらつきや個体差を抑えながら、打感と打音の両立を狙える特性を備えている。ヘッド製造は、丁寧な研磨・仕上げ技術に定評のある株式会社ササキが担い、S17Cを扱うのはササキにとっても今回が初めての取り組みとなった。

『KEYTONE R121-M』の特徴

 1. 純国産素材「S17C炭素鋼」による打感・打音・美観

大同特殊鋼製のS17C炭素鋼を採用。炭素含有量の幅が狭く品質が安定しているため、軟鉄鍛造ならではの柔らかな打感と澄んだ打音を、番手間のばらつきを抑えたまま実現。他社の量産モデルに使われる素材とは一線を画す、KEYTONEならではのこだわりの一本。

2. 日本芝・洋芝の双方に配慮したオーソドックスなソール形状

ヘッド形状はクセのないオーソドックスなデザインを採用しながら、ソールは芝の抵抗をやわらげるようCNC加工痕をあえて残したデザインとした。試作段階では日本芝・洋芝の双方への対応を検討し、最終的にはグローバルに主流となっている洋芝でのコンタクトを重視した形状に仕上げている。ダウンブロー・レベルブローいずれのスイングタイプにも対応しやすい設計。

3. 幅広いゴルファーが構えやすいアドレスビュー

・シンプルな形状で、シングルプレイヤーが好む引き締まった顔つき
・ホーゼルから流れるような稜線で、球筋をイメージしやすいトップライン
・ボールコントロールしやすい素材(S17C)と形状を追求

『KEYTONE R121-M』は、ハードヒッター層だけでなく幅広いユーザーが使用できるように設計している。見た目はシャープでも球は上がりやすく、通常の鍛造アイアンと比較して飛距離が劣ることはない。適正な方向へ確実にヘッドが向かう、操作性と寛容性を両立した設計となっている。

4. 番手ごとの物理特性にこだわった専用設計

ロフト・ライ角・バウンス・フェースプログレッション(FP)・ヘッド重量を、4番から PW/PW+ まで番手ごとに個別に設定。とりわけピッチングウェッジは、メーカー間で生じやすい約1/4インチの長さ差(約6mm)によるヘッド重量差(約4g)を吸収するため、設計値(ロフト・ライ・FP)はそのままにヘッド重量のみを変更した「PW+」を用意しました。ヘッド販売を前提に、ユーザーの手元のシャフトや組み合わせに合わせやすい仕様としています。

5. MADE IN JAPANへのこだわり

製造を担うのは、国内でも数少ない鍛造・CNC切削・手仕上げを一貫して手がける株式会社ササキ(栃木県)。「日本人だからこそ、つくれるものがある。」を合言葉に、鍛造・CNCミーリング・ハンドフィニッシュの全工程を人の目・人の手・人の感覚で仕上げている。KEYTONEの由来である国道121号(会津・日光・江戸を結び、日光東照宮への参拝路としても使われた幹線道路)にちなみ、モデル名を「R121-M」とした。

商品概要

■ 商品名 /KEYTONE R121-M(アイアン/マッスルバック)
■ 発売日 /2026年10月下旬
■ 素材  /大同特殊鋼製 S17C炭素鋼(鍛造・CNC加工・手仕上げ)
■ 製造  /株式会社ササキ(栃木県/MADE IN JAPAN)
■ 価格  /ヘッド単体5万2800円(税込) ※シャフト・グリップは別途

お問い合わせ先

株式会社KEYTONE お客様窓口
E-mail:info@keytone.net
公式サイト:https://keytone.net/