トッププロ絶賛!オデッセイ「Ai-ONEシリーズ」パターは、欠品する前に購入することにした
23年連続プロゴルフの世界で使用率・勝利数ともにNo.1!オデッセイのニューパター「Ai-ONE」
オデッセイがパターに革命を起こしたのは2000年。ウレタン素材を使用した「ホワイト・ホット」が世界中で大ヒット。この発想は創業者イリー・リーブス・キャロウェイのアイデアだった。あれから20年以上が経過した現在でも、オデッセイは世界No.1パターとして君臨。そして今、オデッセイはAIを使ったパターで新しい革命を起こそうとしている。
GOLF TODAY本誌 No.618 特別付録より
取材・構成・文/野中真一 撮影/相田克己 PMT 西本政明
Masters Tournament USGA Getty Images
創業者イリー・リーブス・キャロウェイの「ボールのカバーと同じ素材をフェースに試してみたらどうだい」というひと言から開発がはじまった「ホワイト・ホット」。当時のイリー氏は70歳を超えていたが、AIフェース開発のキーマンは次世代を担う若き技術者だった。
2015年にインターンとしてキャロウェイゴルフにきたエリック・スチューベン。翌年、正式に入社してR&D(研究開発部門)のパター部門のエンジニアとなり、現在はパター部門のマネージャーをつとめている。
オデッセイのAIパターの開発においては立ち上げの段階から関わってきたキーマンである。インタビュー中に開発で何が一番大変でしたかと質問すると「沢山ありすぎて、一番は難しいね(笑)」と語っていた。
「ドライバーでAIフェースができたプロセスをみていて、他のクラブでもおそらくできるだろうと思いました。ただ、当時はAIでパター用の開発をするセットアップがありませんでした。ドライバーとパターは全く要素が異なります。ドライバーではボールスピードを最速化する条件をAIにインプットしていましたが、パターでは安定性や再現性が重要になります」
具体的にはどのようにAIを使いながらパターフェースの開発を進めたのか?
「最初はフェースを15分割して、ボールが当たる確率が高いエリアに注力して、ボールスピードや転がりを安定させる条件をAIにインプットしました。すると、AIが2週間計算してフェースのデザインを出してくれた。素材は一般的にパターのフェースに使われているステンレススチールを使いました。そこがスタートです」