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完全復活! タイガー・ウッズ、現地取材陣が語ったテレビに映らない真相(5/5)

タイガー・ウッズ マスターズ詳細|TIGER IS BACKの裏側 Part5

2019/06/04 ゴルフサプリ編集部

タイガーの最終組が15番をプレー中、首位タイには5人が並ぶ混戦状態だった。
過去14勝のメジャーではすべて逃げ切りだったタイガーはいかに初の逆転で、復活優勝を飾ったのか?

TIGER IS BACKの裏側

●Part1タイガー・ウッズ 完全復活!
●Part2テレビに映らなかった全18ホールのドラマ
●Part3運命のパー3
●Part410年前とは別人!
●Part5新ライバル

TIGER IS BACKの裏側【新ライバル】|ここ1年は大舞台で直接対決に。タイガーとモリナリの不思議な縁。

2019 マスターズ
  • 2018 全英オープン

  • 2018 ライダーカップ

モリナリの初優勝はタイガー主催試合

マスターズの最終日が3人でのペアリングとなったのは史上初。それは雷雨予報に備えての措置だった。もし例年通りの2人組であればモリナリとフィナウの2人が最終組だったが、今年は3人ペアとなった運命でタイガーが入ったのだ。

タイガーが本格的にツアーに復帰してから約1年半が経つが、実はモリナリとの縁を感じる試合が多い。昨年7月にはモリナリがメジャー初優勝した「全英オープン」の最終日にタイガーと同じ組で優勝争いをしていた。そして、9月の「ライダーカップ」でもモリナリとタイガーはチーム戦で直接対決をしていた。

そもそも、モリナリは18年「クイッケンローンズ・ナショナル」でPGAツアー初優勝を飾ったが、それはタイガーが主催する試合であり、表彰式ではタイガーから優勝カップを受け取っていた。

さらに遡ると、モリナリが初めてマスターズの舞台に挑んだのは06年に兄エドワルドのキャディをしたとき。その初日に同じ組で回ったのがタイガー・ウッズだった。

なぜか大舞台で縁がある2人。今後はメジャーでの新ライバル対決になるかもしれない。

日本人は36年ぶりに3人が決勝に!

4人が出場した日本勢は、36年振りとなる3人が決勝ラウンドに進出。2日目を終えてギリギリで予選突破を果たしたアマチュアの金谷は、3日目に「68」をマークして、39位タイに浮上。また3日目は松山も8バーディを奪ってスコアを伸ばしたが、最終18番でのダブルボギーが致命的だった。小平はドライバーの調子が悪く3日目にはわずか2ホールにドライバーを制限していたが、アイアンではスーパーショットを見せた。初出場の今平は初日の「76」が響き予選落ちし、海外メジャー初の予選通過は叶わなかった。

松山英樹 32位

「練習日に感覚がズレた」
残念です。ここ(マスターズ)に来て、練習日に感覚がズレてしまったことが一番、悔しいです。

金谷拓実 58位

「次は全英オープンへ」
最終日はグリーンが乾いた感じで上手くタッチを出せなかったです。次の「全英オープン」はもっと上位を狙いたいです。

小平 智 61位

「ドライバーだけ気持ち悪い」
3日目はドライバーをなるべく使わないようにしたら、意外と多くのホールでバーディチャンスにつけられました。

今平周吾 予選落ち

「アイアンの高さを!」
オーガスタはランが出ないので、飛距離がないと厳しい。アイアンももっと高さがあればバーディを狙えると痛感しました。

オーガスタ女子アマで3位!

安田祐香

「マスターズ」の前週に開催された「オーガスタナショナル女子アマ」では、安田祐香が3位と大健闘!

GOLF TODAY本誌 No.564 142〜147ページより