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ゴルフスイング新常識|3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ2】

カリスマコーチ、石井 忍プロによる新常識レッスン

2019/12/18 ゴルフサプリ編集部

前途した3タイプから、今回は【タイプ2】『トップ時の右足加重が「70%前後」の人=腰の回転のパワーを活かしたい人』の上達ポイントを詳しく解説。

[目次]
【ゴルフスイング新常識】カリスマコーチ、石井 忍プロによる新常識レッスン
第1回 体重移動はもう古い!自分に合った「足圧」で飛ばす!
第2回 あなたにピッタリの飛ばしの下半身使いはコレだ!
第3回 3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ1】
第4回 3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ2】
第5回 3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ3】

飛ばしポイント【タイプ2】トップ時の右足加重が「70%前後」の人

両足をバランスよく使いたい人にピッタリのスイング

左足の踏み込みも右足の蹴りも使うけれども、両足をバランスよく使って腰のスムーズな回転を引き出したい人に適したスイングです。この場合も切り返しで下半身がリードしますが、ダウンスイングで両ヒザが大きく開いたガニ股姿勢が特徴です。左足の踏み込みや右足の蹴りがピークとなる人でもガニ股になるとはいえ、両ヒザはここまで開きません。

左足を踏み込んだ後、体重が少し右足に残った状態で左右の股関節を大きく開きます。そこから間髪を入れずに両モモの内側を張るような感じで腰を素早くターンしましょう。腰の高速回転には右足を蹴る動きも自然に加味されます。

ガニ股の体勢になってから腰を一気にターンしよう

横や縦の動きよりも、腰の軸回転のイメージが強い人にピッタリのスイング。キーワードは「ガニ股」だ。

トップからの切り返しで左右の股関節をいったん開く。

両モモにはさんだボールを押しつぶすイメージで腰を高速ターンする

切り返しで大きく開いた両モモの内側に張りを出す感覚。右足の蹴りの要素も加わる。


“足圧”タイプ別の上達ポイントを詳しく解説します!


次回(5/5)へ続く

石井 忍
いしい・しのぶ

1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日大ゴルフ部を経て1998年プロ転向。その後、コーチとしての手腕を発揮。現在は金田久美子プロをはじめ、その他にも男女プロを指導。千葉、神保町、赤坂で「エースゴルフクラブ」を主宰し、学生やアマチュアのレッスンも行なっている。

※【足圧】足に圧をかけることで生まれるパワーを説明する時に、もっと読者の皆さんにわかりやすく説明できる言葉はないかと考案し、今回は「足圧」という言葉を編集部で造りました!

協力/エースゴルフクラブ赤坂

GOLF TODAY本誌 No.570 40~47ページより

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