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ゴルフスイング新常識|3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ1】

カリスマコーチ、石井 忍プロによる新常識レッスン

2019/12/17 ゴルフサプリ編集部

前途した3タイプから、今回は【タイプ1】『トップ時の右足加重が「80~90%」の人=左足の踏み込みのパワーが強い人』の上達ポイントを詳しく解説。

[目次]
【ゴルフスイング新常識】カリスマコーチ、石井 忍プロによる新常識レッスン
第1回 体重移動はもう古い!自分に合った「足圧」で飛ばす!
第2回 あなたにピッタリの飛ばしの下半身使いはコレだ!
第3回 3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ1】
第4回 3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ2】
第5回 3タイプ別、飛ばしポイント【タイプ3】

飛ばしポイント【タイプ1】トップ時の右足加重が「80~90%」の人

胸をボールの右に向けたままで左足を踏みしめる

左足を強く使いたい人は、下半身リードのイメージが強い人といえます。バックスイングで右足荷重を強め、切り返しでグイッと左足を踏み込む動きが強調されるのがこのタイプです。

といっても体の全体を目標側にスライドさせて左足に体重を移動させるのとは違います。

トップの位置から左ヒザだけをアドレスの位置に戻して左足に思い切り圧力をかけますが、頭をトップの位置にキープし、胸も開かずにクラブを振り下ろすことが大切なポイントです。

左足を踏み込んでからはその流れで腰が回転し、右足の蹴りも使ってボールをしっかりと打ち抜きましょう。

左足に強い圧力をかけるつもりでグイッと踏もう

左足の踏み込みは体重移動的な感覚と思いがち。
しかし切り返しで体が目標方向に流れてしまうのはNGだ。

トップで体重の8~9割を右足に乗せたら、左足を思い切り踏み込んでダウンスイングをスタートさせる。

胸を開かずに左足の母趾球に圧をかける。

クラブを胸の前に持って上体を大きく捻転し、左ヒザを目標方向にスライドさせるイメージ練習を繰り返そう。


“足圧”タイプ別の上達ポイントを詳しく解説します!


次回(4/5)へ続く

石井 忍
いしい・しのぶ

1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日大ゴルフ部を経て1998年プロ転向。その後、コーチとしての手腕を発揮。現在は金田久美子プロをはじめ、その他にも男女プロを指導。千葉、神保町、赤坂で「エースゴルフクラブ」を主宰し、学生やアマチュアのレッスンも行なっている。

※【足圧】足に圧をかけることで生まれるパワーを説明する時に、もっと読者の皆さんにわかりやすく説明できる言葉はないかと考案し、今回は「足圧」という言葉を編集部で造りました!

協力/エースゴルフクラブ赤坂

GOLF TODAY本誌 No.570 40~47ページより

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