1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. スイング作り
  4. 目指せプロテスト合格!美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開|第1回

目指せプロテスト合格!美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開|第1回

2020/05/03 ゴルフサプリ編集部

法政大学ゴルフ部の同期生として活躍、ともに今秋のプロテストに受験する予定だという小林瑞季と高野あかり。「大の仲良しであり、良きライバル」と口をそろえる2人を訪ねて、彼女たちがこっそりやっている、正確なドライバーを打つための秘策をきいた。ドライバーショットに悩むゴルファーにとって良きヒントになること請け合いだ。

高野あかり&小林瑞季の私のチェックポイント教えます!

高野あかり
たかの・あかり/1996年1月31日生まれ、千葉県出身。法政大ゴルフ部出身。得意クラブはウェッジ。ドライバーの平均飛距離230ヤード。158センチ、フリー

小林瑞季
こばやし・みずき/1995年8月21日生まれ、東京都出身。法政大ゴルフ部出身。得意クラブはパター。ドライバーの平均飛距離230ヤード。163センチ、フリー

高野あかりの秘策|クラブを真っすぐ立ててからアドレスをつくる

私はアドレスをとても大事にしています。ドライバーショットの場合、ボールを左カカト内側の前にセットするのが基本ですよね。

でも最初からクラブヘッドをボールに合わせて構えようとしていたせいか、以前は上体が右に傾きすぎていました。ボールの位置が左ですから斜め後方からボールを見る感じとなりますが、体まで大きく傾くのはよくないと痛感。

右肩が下がりすぎて上体が右に傾きすぎたアドレスでは、ダウンスイングでクラブが寝てしまいやすく、その結果、フェースが大きく開いてボールがつかまりにくく、プッシュやスライスが生じることも多々ありました。

この上体が右に傾きすぎるクセを治すために、直立の姿勢でクラブを胸の前で真っすぐ立てて、その状態から地面に真っすぐ下ろし、それからクラブヘッドをボールに合わせるようにするんです。

右手が左手よりも下になるぶん、右肩が左肩よりも少し低くなるけれど、上体が右に傾きすぎることはなくなりました。スイング中もクラブが体の正面から外れにくくなってダウンスイングの軌道が安定してミート率がアップしましたね。

油断したり気を抜いたりするとアドレスの姿勢が歪みやすいですから、自分のルーティーンワークとして習慣づけています。グッドショットを打つためのオマジナイというわけです。

アドレスをつくるときは最初にクラブを真っすぐ立てるようにしています。
それからクラブを地面に下ろせば上体を真っすぐに近い角度で構えられます。
胸の前でクラブを立てて、腰のツケ根から上体を折り曲げてアドレスが完成。
体の軸回転がスムーズになり、ダウンスイングの軌道も安定してミート率がアップします。
以前は、ボールに合わせて構えると上体が右に傾く悪いクセが…。
ダウンスイングでクラブが寝てしまい、ボールがつかまりにくかったのです。

小林瑞季の秘策|大きなアークを描くイメージでダウンスイング

私の一番のチェックポイントはダウンスイングの始動です。切り返し以降で大きなアークを描くイメージでクラブを振り下ろすようにいつも心がけています。

もともと切り返しで力が入りすぎる傾向があって、ダウンスイングのアークが小さくなっていたんです。タメをつくろうとして右ヒジを絞りすぎたり、クラブがインサイドから低い角度で下りたりで。クラブを加速させようとするほど力が入って飛距離が思うように伸びないし、方向も安定しにくかたんです。

そこで手の動きよりも、クラブヘッドのアークが小さくならないようにすることを意識するようにしました。切り返しの際にクラブを体の遠くから振り下ろすという感覚です。両腕を無理に伸ばして大きな円弧を描くわけではありません。タメをあまりつくらないでクラブを早めにリリースするイメージです。

釣りをしている人が竿を振るときに釣り糸の先を遠くに行かせようとしますよね。そんな感じでトップからクラブヘッドをポーンと下ろしてあげるだけ。そうすると腕に余分な力が入りませんし、思った以上にクラブヘッドが加速しやすいんです。

そのための練習として、トップから切り返しでクラブを軽く上下に動かす素振りをよくやります。トップのポジションから右腰くらいの高さへとクラブヘッドで大きな円を描くように振り下ろし、またトップまで上げる動作の繰り返しです。これでダウンスイングが安定してショットの方向のブレも少なくなりました。

トップの位置からクラブヘッドで大きなアークを描くように振り下ろすことを心がけています。
タメをあまりつくらず、クラブを体から遠く離すイメージでポーンと下ろしてくるイメージです。
以前は、右ヒジを絞ってタメをつくろうとするとダウンスイングの円弧が小さくなってしまうことが…。
トップと右腰くらいの高さの間でクラブを上下に動かす素振りが私の練習法です。


取材協力・サザンヤードCC



美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開

 第2回(次回)へ

【シリーズ一覧】
●第1回:クラブを真っすぐ立ててからアドレスをつくる&大きなアークを描くイメージでダウンスイング
●第2回:軽くバタ足してテークバックをスムーズに始動&しっかり振り切れるように両手をソフトに握る
●第3回:目指せプロテスト合格! 美人研修生2人がこっそりやってる「秘策」公開|第3回
●第4回:いつも右手が上にあるイメージでスイング&クラブの重さを利用してシャフトをしならせる
●第5回:ボールを打つよりも素振りの回数を多く&トップでちょっと「間」をおいてリズムよく振る