大型ヘッド全盛期に売れている、小ぶりで短めなドライバー

テーラーメイドは、3年連続でミニドライバーという通常のドライバーよりヘッドが小ぶりで短めのモデルを発売しています。

その最新モデルが「バーナー ミニ ドライバー」

USPGAで戦うツアープロが2本目のドライバーとしてセッティングに組み込むなど話題にもなっており、日本でも非常によく売れているモデルです。

通常のドライバーが45.5インチ程度なのに対し、43.5インチ設定。ヘッドサイズは、304cc

スペックだけを見ると、ヘッドが小さい印象を受けると思いますが、実物はかなりシャローなヘッドになっており、ヘッドは意外と大きく見えます。短めの設定も相まって、かなり安心感のある仕上がりです。

重量は、日本仕様のSフレックスで約327グラム。こちらもハードな印象を与えますが、通常のドライバーの長さに換算すると307グラム前後と、決して重くはありません。長さに合わせたチューニングが施されています。

デカヘッドで結果が出ないゴルファーのための飛ばせるモデル

ミニドライバーとはいえ、テクノロジーはテーラーメイドならではの技術が満載されており、ヘッドの飛距離性能は高いです。

フェースには高い反発性能を持つZATECHチタンをツイストフェースで仕上げ、貫通型スピードポケットを搭載。ソールにはウェイトを入れ替えることによって、弾道を調整できる「MWTシステム」を搭載しています。さらには直ドラを考え、芝の抵抗を減らした「K‐SOLE」を採用。様々な使用を想定したモデルとして、かなり作りこまれている印象を受けました。

打った感想

狙ったところに打ち出しやすい、というのがこのクラブの最も優れた点でしょう。

大型ヘッドのドライバーは、FWやアイアンなどと異なる進化をしているぶん、振り心地に差があり、ドライバーだけ違うスイングを要求されます。このバーナー ミニは、他のクラブとのつながりを維持しつつ、最大限の飛距離とやさしさを追求しているなというのが私の印象です。

ヘッドの性能としては直進性が高く、他のモデルと比べて小ぶりではありますが、難しいという印象はありません。ロフト角も11.5度、13.5度が用意されており、高さが出にくいというゴルファーは13.5度がいいでしょう。

現代のドライバーが苦手なら試す価値は大いにあり!

「バーナー ミニ ドライバー」は、ヘッドスピードに関係なく、ドライバーが苦手と感じているゴルファーには、是非試してもらいたいモデルです。ボールをとらえやすく、直進性が高い仕様で、狙ったところに打ち出しやすい。現代のドライバーが苦手とする性能を、すべて持っているモデルだと思います。

個人的なお話ですが、現在私はこの「バーナー ミニ ドライバー」をカスタムして使用しています。自分に合わせてセッティングしたという点もありますが、飛距離も他のドライバーと同等かつ、安定感の高いティショットを楽しめています。

こういったクラブがもう少し増えてくれると選択の幅が広がっていいなと思う私。こんな選択肢を用意してくれるテーラーメイド、本当に感謝しています!

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。


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