90切りに成功する状況別 CaseStudy |CASE3.右がOBのホールのティショット成功法は!?
【思考法のコツ】左と右のどっちを向くのが合っているかを自己分析しよう!
右を向けばやるべきことは一つしかない
右サイドがOBのホールでティショットをどう打つか?
これをメンタル面でいうなら作戦は二つあります。まず右を避けて左に打つというのが一つ。そして、もう一つは右を向いて構えるという手段です。
ここでキーポイントになるのが自分にはどっちが合っているかで、メンタル的にかなり違ってきます。セオリーでは左を向いて右のOBに行かないようにするという考え方でしょうけれど、スライスが出る人たちは左を向いても、まだ右のスライスを怖がっている。クラブをもっと左に振ろうとして左の林のさらに左に飛んでしまったというケースが多々あるのです。左に行くのも嫌がると同じアウトサイドインの軌道でも、インパクトでフェースが開いてスライスが余計ひどくなるケースだってある。どっちつかずのスイングになってしまうわけです。
そういうタイプの人は、逆に右のOBの方向を向いた方が案外うまくいくものです。右を怖がっていても左に引っ張ればいいわけだから、気持ちの上で整理がつく。思い切って引っ張ることに集中しやすいし、引っ張っても左の林までは行かない。怖がっていると普段のスイングはできないだろうなと自分で分かっていれば、対策法として右を向くということができるはずです。
右がOBのホールなら左を向けば安心だという人もいて当然ですから、その場面を迎えたときに自分がどういうタイプなのかを自己分析してみることです。今までどういうOBを打ってきたのか。あるいはOBを嫌がった結果どんなミスが出たのか。そうした過去のデータがあれば、メンタル的に自分を優位に持っていける作戦を立てることができます。
ちなみに私は右を向きたいタイプです。右のOBすれすれを向いて構えれば、これ以上は右に行くことはない。左に引っ張ってフェアウェイか、引っ張りすぎても左のラフで止まってくれますよ。

コースマネジメントは、一つの方法だけでは成立しないと考えた方がいい。自分の性質を知ってメンタル面からコースマネジメントの対策へとアプローチすればミスを防げるはずだ。

北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。













