ヘッドスピード40m/s以下も注目。高弾道・低スピンで飛ばすための新設計

今回僕が試したのはスリクソンブランドのニューボール「スリクソンXmaX(エックスマックス)」です。このボール、メーカーさんが「ヘッドスピード45m/s以下においてSRIXON史上No.1の飛距離!」と言っているくらいですから、相当飛距離には自信のあるボールなんでしょう。

まず見た目ですが、スリクソンのロゴは「プロボール」と呼ばれるようなモデルと同じ書体。そしてナンバーは3桁になり「111」「333」「555」「777」の3種類となります。これはゾロ目好きな方にはたまらないっすね。

サイドのデザインは少し大きめの書体で「XmaX」のロゴと縦・横のラインがプリントされています。これはターゲットに対してボールのラインを合わせる人にとってはとてもいいんじゃないでしょうか。

構造は3ピースとなっており、コアは「エックスマックス マッハ コア」と呼ばれるもの。このコアの構造は中心部分は柔らかく、表面に行くに従い硬くなるというもの。このことでコンプレッションを維持しながら高初速化を実現しています。

そして中間層は「スーパースピード ミッド」ということです。詳しいことはわかりませんが、スーバースピードという名前なので、この層もスピードが出やすい素材が使われているのでしょう。

アウターカバーは「H.R.カバー」。高度を高め肉厚化することで、さらなる低スピン化を実現しているそうです。

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しかしそれだけではなく、ディンプルにも「高弾道 338 スピードディンプル」というものが採用されています。これは、より弾道が上がりやすくなるようにディンプルの深さを調整したもの。さらに弾道頂点以降も速いボールスピードを維持し、遠くまで伸びるビッグキャリーを実現しています。

これらにより高初速、高打ち出し、低スピンという、飛ばすための3つの条件を満たしたボールに仕上がっているということなんですね。

打ち出しの高さと直進性に驚いた

コースに持ち込んで試してみましたが、まずはドライバーショットです。打感は柔らかめ。めちゃくちゃ柔らかいという感じではないですが、少しもちっとしています。しかし手応えは十分で、しっかりとインパクトの時に手に感触が伝わります。打音は少し低めに感じました。

弾道はかなり高め。打ち出しから高く出るような弾道です。そしてスピンもかなり少ないですね。まさに高弾道・低スピンという弾道に簡単になる感じです。スピンが少なく直進性も高いので、曲がり幅が少なくなりました。

飛距離性能もかなり高いですね。キャリーがしっかり出ているし、ランも出やすい球になるので、トータル飛距離としては普段のショットよりも飛んでいました。

飛ぶだけじゃない! グリーン周りも十分使える

次にアイアンショットですが、これもしっかりと高弾道。打感は柔らかめで少しフェースに乗る感もあります。グリーンを狙うショットでは高さが出るので、意外とちゃんと止まりました。スピンもドライバーショットの時ほどロースピンという感じもしないです。飛距離はほんの少し飛ぶかな〜という感じです。

アプローチですが、これもインパクトで少しポンっと高く出ますね。自分の感覚よりも少し高く速くフェースから離れるという感じでしょうか。ただ、スピンが全くかからないというわけではなく、ほんの少しだけワンバウンド目でキュッとスピンが入る感じがあります。しかしキュッと止まることはなくトロトロとお転がります。なので、スピンは全く入らないわけではないですが、止まるほどのスピンは期待できないという感じですね。

最後にパットですが、打感は柔らかいです。打音も低く、あまり音は大きくありません。特に弾くというようなことはないので、転がりはイメージに近い感じで、距離感も出しやすかったです。

今回スリクソンの飛び系ボール「XmaX」をラウンドで試してみましたが、やはり飛距離性能はかなり高いと感じました。何より弾道の高さに驚きますね。自分の感覚よりも一段高く打ち出されて、ロースピンで飛んでいきます。しっかりとキャリーが出るタイプのボールですね。曲がり幅も少ないので、ドライバーショットが楽になると感じました。

アイアンやウェッジでの使い勝手も、安価で飛ぶだけのボールよりも使いやすく、スコアも作りやすいボールだと思います。
ボールで飛距離を伸ばせるものなら伸ばしたいという人にはピッタリのボールではないでしょうか。


ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。
京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。