ミス防止のカギとなるのは目線のコントロール
平坦なホールではナイスショットが打てているのに、打ち下ろしや打ち上げのホールにくると途端にミスしてしまうゴルファーは多くいらっしゃいます。極端な打ち上げのホールは少ないですが、ティーイングエリアとフェアウェイの高低差が20〜30メートルもある打ち下ろしのホールはよく見ますよね。豪快なティショットが楽しめるはずがOBや大ダフリなどの残念な結果となるのはスイングのエラーではありません。
何が原因かというと、目線が平坦なホールと変わってしまうから。打ち下ろしの場合は低いフェアウェイに目線が行きやすく、右肩がかぶって体重が左足に多く乗ったアドレスになる。そのためインパクトで上体が突っ込んでしまい、どちらかといえば左に引っかけやすいといえます。

打ち下ろしも打ち上げも平坦なホールと同じように目線をなるべく水平にキープして構えよう
打ち上げはそれと反対で、目線が高い場所にいくので右肩下がりの構えになりやすい。結果としてアッパー軌道がきつくなってボールは右に飛びやすく、フェースも開いて当たるためプッシュスライスが多発します。要はアドレスの間違いがミスを引き起こすのであって、打ち下ろしでも打ち上げでも目線をなるべく平らにキープし、高低差のないホールと同じ姿勢で構えることが重要なポイントです。
打ち下ろしならティーイングエリアと同じくらいの高さの遠くの景色を見ましょう。フェアウェイ上の安全な場所に目標を絞り、そこから真上に垂直線をなぞって雲や山に目線を注ぐといい。打ち上げではフェアウェイよりも少し手前を見るという感じです。目線のコントロールが、スコアを作るた
めのマネジメントのコツなのです。
ツアープロたちも苦手なホールがあって、ボールが右に出て失敗することが多いホールは意図的に目線を下げたり、いつもより左に飛ぶなと思ったら目線を少し上げたりします。風向きによって目線を変えることもあります。そうしたことも参考にするといいと思います。

清水重憲(しみず・しげのり)
1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学















