2025年4月にロジャー・クリーブランドがFounder & Advisorとしてクリーブランド社に戻ったとのニュースリリースが発信されていた。
それから1年後の2026年5月8日に、最新テクノロジーを搭載した「588 TOUR ACTION」の復刻版が52度、56度、60度の3本セットで限定発売された。

わずか58セットの限定だったので、もちろん即完売となったのだが、クリーブランド氏が開発に参画した「クリーブランド RTZ2」(9月12日発売)には、588グラインドがラインナップされている。
「クリーブランド RTZ2」は、クリーブランドゴルフのウェッジラインナップの中で、主力となるモデル。これまでに同社が培ってきた数々のテクノロジーが搭載されている。

RTZ2のヘッド形状はオリジナルの「588」からの流れを汲みながら、最近のトレンドに合わせてアレンジされた「ティアドロップ型」。ヘッド素材は「Z-ALLOY」が使用されている。
ヘッド素材はクリーブランドが開発した「Z-ALLOY」を使用。軟鉄(8620)よりも軟らかく、比重が軽く、錆びにくく、耐摩耗性にも優れる。さらに「ULTIZIP」「HYDRAZIP」と言ったフェーステクノロジーを組み合わせることで、高いスピン性能を発揮する。しかも、耐摩耗性に優れ、錆びにくい素材特性で、高いスピン性能を長期間維持する。

「クリーブランド RTZ2」のグラインドバリエーションは「FULL」「MID」「LOW」「ADAPT」そして「588」の5タイプとなっている。その中で気になる「588」グラインドをプロに試打してもらった。

試打を行ったのは高橋良明プロ。1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。DSPEゴルフスタジオ、ヘッドコーチ。
オリジナルの「588」に近いフェース形状ですが、フェースプログレッションが少なく、リーディングエッジの丸みも少なくなって、構えやすい形状になっています。
平らな部分を持たない曲面のソール形状ですが、ヒール側のバウンスは弱め、トゥ側は強めになっています。フェースを開いた時でも、スクエアに構えた時でも、リーディングエッジの高さが変わらないので、この部分でも構えやすさを感じます。

RTZ2を試打する高橋プロ。操作性、軟らかな打感、球の乗り感を高く評価。
曲面ソールはスクエアに構えても、開いて構えても、ヘッドが接地して少しボールの下に入りながらバウンスが効いてくるので、ライを選ばずに抜けが良くなります。ヘッドの入射角も選ばない感じです。
軟鉄ではなく「Z-ALLOY」という合金ですが、打感も球の乗り感も軟鉄と全く変わりません。クセの無い形状で、操作性とスピンのかけやすさ、バウンスの効きのバランスが良いので、誰でも使えるウェッジだと思います。
往年の「588」を知る人はもちろん、知らないという人も、試す価値のあるウェッジという評価だ。
■SPEC ●ヘッド素材/Z-ALLOY ●シャフト/ダイナミックゴールド(S200)、N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO MODUS3 TOUR115(S) ●価格/2万7500円
「クリーブランド588」が復活!?
復刻版は完売したけれど、RTZ2には588グラインドがラインナップされていた












