【攻略法のコツ】アゴを確実にクリアできるクラブで打つのが正解!
グリーンに届かせるよりも安全脱出を優先
フェアウェイバンカーからの2打目で注意しないといけないのは、グリーンやピンまでの残りの距離だけでクラブを決めないことです。ボールが止まった場所からフェアウェイバンカーの前方のアゴまでの距離とアゴの高さをよく確認し、アゴを確実にクリアできるクラブを選択するのが鉄則です。
ピンまで150ヤードとして7番アイアンで届きそうでも、ボールがアゴの近くに止まっていたりアゴが高かったりすると7番アイアンでは十分な高さを出せず、アゴの手前の砂の壁にボールが刺さってしまいます。そうなると大トラブルは必至。バンカーから脱出できず、アンプレヤブル宣言でスコアを大きくロスすることになりかねません。
グリーンに届きそうでも無理は禁物です。安全脱出が最優先ですからロフト角が多めのクラブを持ちましょう。林からの脱出と同様、いったんフェアウェイに戻して3打目でピンを狙う作戦がスコアメイクにつながるのです。

フェアウェイバンカーでは残りの距離は度外視して確実に出せるクラブを持つ
フェアウェイバンカーの砂質にもよりますが、私の経験でいうと案外やわらかい砂が多くてボールが少し沈んだ状態になるのをよく見ます。こんなときはボールが上がりにくいことを念頭に置きましょう。砂が硬く締まっていれば多少は上がりやすいですが、それでもフェアウェイからのショットに比べると上がりにくい。アドレス時のシューズの沈み具合で砂が硬い、やわらかいを判断して「このクラブなら安心」と確信の持てるクラブを持ちましょう。
どのくらいの高さで打ち出すかをイメージする方法ですが、ツアープロたちはバンカーの近くのフェアウェイでクラブのフェース面を足で踏むということをよくやります。このシャフトの角度が打ち出し角の目安になり、7番アイアンとPWを比べてみても傾きにかなりの違いが出ます。正確な角度ではないとはいえ、安心感も得られるかと思います。

清水重憲(しみず・しげのり)
1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。












