構えただけでダンロップの本気度が伝わってくる!

アイアンやドライバーは契約先の国産ブランドを使っているプロでも、フェアウェイウッドやユーティリティだけ海外ブランドを選ぶケースは多い。だが、「スリクソン ZXi RKT フェアウェイウッド&ハイブリッド」と「スリクソン ZXi U ユーティリティ」に関しては、契約選手はもちろん、逆に契約外の選手から選ばれる可能性も高いと石井。その理由はいくつかあるが、石井が真っ先に挙げたのは構えやすさだ。

石井のいうプロや上級者に好まれる顔とは具体的にどんな形状なのか。まずは「スリクソン ZXi RKT フェアウェイウッド&ハイブリッド」の顔について、石井にもう少し詳しく解説してもらおう。

「フェアウェイウッドは少し小ぶりに感じます。前作にあったようなクラウンの段差がなくなって、地面にぴったり張り付いているように見えます。3Wでもフェース面がよく見えるし、ちょっと出っ歯で球を拾いやすそうなイメージがあります。ハイブリッドもすごく顔がきれい。オーソドックスで誰が見てもいい顔だと思うでしょう。また、フェアウェイウッドとハイブリッドに共通しているのは、トップラインがトゥまで伸びていて、ヘッドが面長に見えターゲットに真っすぐ向けやすいことです。ひっかかりそうな雰囲気もないので、ヘッドスピードの速いプロや上級者でもスイッチしやすいと思います」

左からフェアウェイウッドの3W(15度)、7W(21度)、ハイブリッドの#3(19度)、#6(28度)。PGAツアーのプロに使ってもらえるルックスを追求したというだけあってロフトが大きくなってもスッキリとした顔立ち。

球の乗り感と弾き感が絶妙にブレンドされた「RKTフェース」

「スリクソン ZXi RKT フェアウェイウッド」完成度の高さはルックスからも十分伝わってくるが、打った瞬間、打感のよさと飛距離性能の絶妙なバランスにとどめを刺されたと石井。

「打感はやわらかくフェースに長く乗っている感じがあります。弾いて飛んでいってしまうような感じはありませんが、初速が出ているのはミート率から明らか。見た目の印象通り球も浮いてくれるのでキャリーが出ます。行ってみると自分の振った感覚よりも飛んでいます。ソールの抜けがいいし、スピンが適度に入ってくれるので上下左右のコントロールもしやすい。かといって難しくはないところがミソ。すごく完成度が高く誰に打たせても文句が出そうにないフェアウェイウッドです」

フェアウェイウッド、ハイブリッドともに「i-FLEX」設計による「RKT FACE」を搭載。改良された「REBOUND FRAME」構造との相乗効果によりたわみが増大しボール初速アップを実現している。
3Wと3W+にはカーボンクラウンを採用。より低い重心設計により球の上がりやすさを実現。

スリクソン ZXi RKT フェアウェイウッドの特徴

  • ロケットのような高初速を実現する「RKT FACE」
  • 直進性を高める「VARIABLE ROLL DESIGN」
  • 真っすぐに構えやすいトップライン

「スリクソン ZXi RKT ハイブリッド」は高弾道でグリーンを狙える

やわらかさと弾きのバランス、抜けのよさといった基本性能は「スリクソン ZXi RKT ハイブリッド」にも踏襲されている。

「ソールの抜けのよさも加わって、より歯切れのいい打感です。フェースの弾く感じと球が乗っている感じのバランスがよく、適度に球離れがいいのでひっかける不安もありません」

その上でさらに石井を驚かせたのは打ち出しの高さだ。

「ロフト以上に球が浮いてくれてスピンも入るのでかんたんに高さが出ます。アイアンではこんな高い球は打てません。かといって球が弱いわけでもなく打ちたい距離をしっかり出せるのでターゲットを果敢にねらっていけます」

高重心設計の「スリクソン ZXi RKT ハイブリッド」はアイアンのように上から潰して打つことができ、スピンが入る。
大きすぎず小さすぎずのオーソドックスな顔は好き嫌いなくすんなり構えられる。

スリクソン ZXi RKT ハイブリッドの特徴

  • 「RKT FACE」が高初速を実現
  • ピンを狙って止められる高弾道
  • 左に行くイメージがないシャープな顔

「スリクソン ZXiU ユーティリティ」はシャープな顔で高弾道が打てる

一方、アイアン型の「スリクソン ZXiU ユーティリティ」は「スリクソン ZXi アイアン」シリーズのような構えやすさと操作性に、ユーティリティらしい球の上がりやすさを融合したモデルとなっている。中でも石井が感心したのは日本メーカーらしいきめ細かな作り込みだ。

「スリクソンのアイアン型ユーティリティはソール幅が狭めのものと広めのものを交互に出すことで、いろんなプレーヤーに対応してきました。今回の『スリクソン ZXiU ユーティリティ』は幅広タイプですが、本当によくできています。ソールは分厚いのに芝の上で構えたときにはソールが見えない工夫がされています。スコアラインもヒール寄りなので実際のヘッドサイズよりも小ぶりに見え、まるで「ZXi 7アイアン」と同じような雰囲気で構えられます」

また、打感は中空構造らしい弾き感と軟鉄鍛造ボディのやわらかさがミックスされたもの。さらに球の上がりやすさは大きな武器になるという。

「弾いている爽快な音だけど、手に伝わってくる感触はやわらかく球を操れます。ロフト17度の2番ですらスピンが入って高さが出る。番手の距離がしっかり出ます。アイアン型ユーティリティは難しいと思っている人も、一度試して欲しい」

「アイアンが好きだけどロングアイアンを打つのはしんどくなってきた人にオススメです」(石井)
独自のV字ソールは手前から滑らせても上から打ち込んでも抜けがいい。フェースには肉厚分布を最適化した「MAINFRAME iQ」を採用。
バックフェースはウッド型のように後ろに張り出しているが、ソールした瞬間、ミラー仕上げの部分に芝生が写り込んで視界から消え去る。スコアラインがヒール寄りに配置されているためコンパクトに見える。

スリクソン ZXiU ユーティリティの特徴

  • 「MAINFRAME iQ」が高初速と安定した飛びを実現
  • ソフトな打感を実現する軟鉄鍛造ボディ
  • 様々なライで抜けのいい「TOUR V.T. SOLE」
「スリクソン ZXi RKT ドライバー」を“当たり作”と表現した石井は、「スリクソン ZXi RKT フェアウェイウッド&ハイブリッド」と「スリクソン ZXi U ユーティリティ」を「ワールドワイドで通用するクラブ。大当たりといっていいくらい」とベタ褒め。
フェアウェイウッドとハイブリッドにも脱着式ウェイトが搭載され、バランス調整などより微細なフィッティングが可能となった。
オリジナルのカーボンシャフト「ベンタスTR ZXi-II」には70g台に加え、新たに80g台をラインナップ。