野倉 :あれ?T島さん、アイアンがまたスチールシャフトですね。戻したのですか?
T島 :スチールシャフトのアイアンセットを買ったから…特に理由はない(笑)
野倉 :ちょい飛び系のアイアンセット気に入っていたじゃないですか?
T島 :もちろん売ってないよ。なかなか悩ましい年頃なのです。50代から60代って、アイアンのシャフト問題で悩む年頃じゃないかと思います。
野倉 :わかります。来店されるお客様もそれぐらいの年代の方“飛距離が落ちてきたのでアイアンを見直したい”という方が多くいらっしゃいます。
T島 :ガッツリ飛ばなくなるからね。何もしなければ50代で1番手、60代でもう1番手ぐらいはサクッと落ちるよ。つらいですよそれはもう。
野倉: 2番手落ちたらと考えるとつらいですね。こないだ一緒にラウンドした金子さんから聞いたらT島さん普通に飛んでいたって言ってましたけど。
T島 :一緒にラウンドしたのは、ちょうどスチールシャフトのアイアンが来たタイミングだったけど、7番でキャリー135ヤードなら安定して打てるかな。
野倉 :じゃあトータルで140ヤードから145って感じですよね?
T島: そうですね。まずはウォーキングを7年ぐらい続けている。それじゃ飛距離ダウンは補えなかった。ここ1年は週5でインドア練習場に通っております。それで1番手くらい戻りました。最近はレッスンに通っているので、更に戻って来たね。そのタイミングで、スチールシャフトを使っています。ブリヂストン「 B FORGED 200CB+」の純正シャフト、日本シャフト「N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DUAL FLOW」ですね。70gのカーボンから、100g台のスチールに。

野倉: 以前使っていたのと同じシャフトですよね。違和感は無いですか?
T島 :元々、2年使っていたので違和感はないですね。手元のしなり感もあるし、70g台のカーボンシャフト、スリリングの「SYUHARI」と比べても特性は近いと感じています。
野倉 :練習量も増えてスイングも調整しているから、もう一度スチールにしてみたということでしょうか?
T島 :それもあります。あと以前はヒジが痛かったりしたけど、最近凄く球を打っている割にどこも痛くないので。スイングの無駄が無くなったのでしょう。
野倉 :カーボンシャフトとスチールシャフトってしなり方がかなり違うと言う話は以前しました。構造が違いますから。カーボンシャフトって重くするとどうしても硬くなる。動きも少なくなりますよね。T島さんは、同じ重量だったらカーボンシャフトのが重く感じるって言っていましたよね?
T島: あと“しなり感”がかなり違う。スチールのがトルクは少ないけど、シャフトが肉薄だから、意外としなりを感じるのよ。それが好きでカーボンに替えられないという人も少なくないと思う。
野倉 :そうですね。ちょっと慣れがいる場合もあります。昔から人気があるトゥルーテンパーの「ダイナミックゴールド(DG)」を使っておられるお客様は、歳をとっても“替えられない”と言われます。
T島 :あのシャフト、スタンダードみたいに言われるけど、正直個性的だと思う。ゴルフを始めてから、ずっと「DG」だと替えられないよね。慣れる期間がかなり必要だと思う。
野倉 :そうですね。悩んでおられる方が多いです。でも、大蔵ゴルフスタジオのこのシャフト量ですから、吊るしの中からは見つからないかもしれませんが、意外と見つかるんですよ。
T島 :「DG」から「モーダス」へとか「 N.S.950GH」へとかは、吊るしだと選択肢は少なすぎて、「DG」を替えられないかもしれないけど、「DG」のどこがハマっているか?さえ突き止めれば選択肢はあるよね!
野倉 :そうなのです。「DG」からコレだ!という絶対的な方程式はありませんが、いろいろと見つけているので試してほしいです。
T島 :ウェッジだけ「DG」にして、あとは探してみるとかね!
野倉 :ちょい飛び系+カーボンという選択肢はアリだと思います。カーボンも60gや50gだと軽すぎるでしょうけど。昔はなかった手元調子のアイアン用カーボンも増えていますから。
T島 :重くて硬いというカーボンシャフトが減ってきたので、試して欲しいと思うよ。タイミングは難しいなぁ…私みたいに練習量がある程度あってラウンド回数も多いと、まだスチールで頑張ると思うだろうし、でも飛ぶと楽なんだよね。今でも6番はちょい飛び系+カーボンを入れています。もうプロギアの「04」アイアンとか、アイアン型UTみたいなものですから(笑)
野倉 :コンボ化しているのですね。コンボ化するのも面白いと思います。
T島 :いつ軽くしたらいいか? と言うのは記事的にはキャッチーかと思うし、ゴルフサプリの人気の記事は、“ズバリ言うわよ“と言い切った記事に人気があるみたいだけど、コレばっかりは…
野倉 :T島さん的な軽くするタイミングを図る要素を教えてください。
T島 :まずは体力ね。アスリートだった人はそもそも飛ぶからカバーできるだろう。そして練習量。やっぱり練習すると違います。習うと更に違う。クラブの依存度が減るので、何でも打てちゃう(笑)あとはラウンド回数とよく行くゴルフ場の距離ね。ライバルとの飛距離差もあるね。アイアンの飛距離ダウン=ドライバーの飛距離ダウンとなるから問題は深刻です。50の手習いじゃないけど、レッスンに通うとか、もちろんフィッティングの行ってみるのもアリじゃないかなぁ。何もしないとどんどんゴルフがつらくなるよ。
野倉 :説得力あるなぁ
T島 :でも頑張れば未来はあります。

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272













