「伸ばさないと勝てない」
2打差の首位でスタートした最終日は4バーディー、1ボギーのゴルフで、2位との差をそのままに優勝しました。
日本勢によるLPGAツアーでの大会連覇は1987&1988年に「京セラ・稲盛クラシック」を制した岡本綾子さん以来。
年間3勝は2010年に5勝を挙げた宮里藍さん以来となる快挙も「苦しい18ホール。伸ばさないと勝てないと思っていた」と振り返りました。
ポイントランキング2位に浮上し、ネリー・コルダの背中が見えてきた
それでもこの優勝でポイントランキングはジーノ・ティティクルを抜いて2位に浮上し、1位のネリー・コルダとは約530ポイント差に迫りました。
次週に茨城の太平洋クラブ美野里コースで開催されるLPGAツアー「TOTOジャパンクラシック」にコルダは出場しないので、山下が優勝すると500ポイントを獲得してほぼ追いつくことができます。
「TOTO」の後はアメリカ本土に戻ってフロリダ州でシーズン最後の2試合が行われます。
ここにコルダと並んだ状況で臨むとなれば日本のファンにはたまらない展開となります。
昨年の「TOTO」は無念の最終ラウンド中止
これは決して机上の空論、夢物語ではありません。
昨年の山下は「メイバンク」で勝って、ランキング1位のティティクルと1027ポイント差で「TOTO」に臨みました。
当然のことながら勝って差を詰める心意気だったのが、最終日は悪天候でキャンセルとなってしまい、第3ラウンド終了時の1打差3位が最終成績となってしまいました。
たら、ればですが、最終ラウンドが行われていれば逆転優勝の可能性もありました。
今年は点差が去年の半分になり、一発で追いつける状況なので、より強い気持ちで臨むはずです。
賞金女王になった岡本綾子さん 世界ランキング1位になった宮里藍さんに続く快挙を!
岡本綾子は「京セラ~」連覇1年目に賞金女王になりました。
宮里藍さんは5勝した2010年に男女通じて日本人で唯一の世界ランキング1位になっています。
偉大な先人たちに続く快挙へ向けて、「TOTO」でもさらなる活躍を期待しましょう!
(文/森伊知郎)













