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ゴルフ新ルール|サブグリーンのカラーにある球は“あるがまま”で打ってもいい?

ここがわからない!新ルールの後始末 第6回

2020/07/02 ゴルフサプリ 編集部

新ルールではサブグリーンのカラーにボールがあり、スタンスがグリーン上になるケースでは、そのまま打つと2罰打になってしまう。

スタンスがグリーン上になるケースでは、そのまま打つと2罰打に。

スタンスがグリーンにかかったらプレー禁止

2019年に大改訂された新ルールの中で、話題として取り上げられる機会が少ないのに、地味に処置ミスを誘発しそうなのが〝サブグリーンのカラーに止まった球〟の扱いだろう。

新ルールでは、サブグリーン=目的外グリーンはジェネラルエリアに属するが、プレー禁止区域となっている。旧ルールにおいても、サブグリーンに止まった球はプレー禁止で、無罰で救済を受けて、グリーン外にドロップしなければならなかった。

一見、新旧の違いはなさそうだが、そこが盲点になりやすい。実は、新ルールではサブグリーン上に〝スタンスがかかるだけ〟でも、プレー禁止となっているのだ。

旧ルールでは、サブグリーン上にスタンスを取ることは許されていた。つまりサブグリーンのカラーや、カラー際のラフに止まった球を、サブグリーン上でアドレスして打つことはできたわけだ。

だが、新ルールではこれはNG。そのまま打ってしまうと、取り消しややり直す必要はないが、2罰打となる。正しい処置は、サブグリーンにスタンスがかからない救済のニヤレストポイントを決め。1クラブレングス内に無罰でドロップすることだ。

この新ルールがゴルファーの意識に定着しにくいと思われるのには、いくつか理由がある。

まず、特に障害を感じないから、救済のドロップをしなければならないとは思わないこと。足場は絶好のサブグリーン面、球のライは刈り込んだカラーとなれば、そのまま打ちたくなるはず。しかもルールの大原則〝あるがまま〟に打つぶんにはお咎めなし、と思ってしまう。

ローカルルールをチェックしておこう!

グリーンの保護の観点からプレー禁止、という考え方も球がサブグリーン上にある場合なら納得できるが、カラーにある球を打つ際にスタンスがかかることにどれだけの問題があるのか。旧ルールでは許されていただけに、新ルールでこの点を変更してきた理由が判然としない。

このような感覚から、ルール通のゴルファーでも、うっかり処置ミス=そのままプレーしてしまいそうなのだ。

ややこしいのは、ローカルルールや競技規則でサブグリーンをプレー可能なジェネラルエリアとしているケース。その場合、救済のドロップをすると逆に罰打が加算されてしまう。うっかりピックアップすると1罰打、ドロップしてプレーすると2罰打となるので要注意だ。
 
2グリーンのコースをプレーする場合は、くれぐれもローカルルールの確認を怠らないようにしてほしい。

・目的外のグリーンは〝プレー禁止区域〟と考える。
・無罰の救済処置を取らずにプレーすると2罰打。
・スタンスがかかるだけでもプレーすると2罰打。

GOLF TODAY本誌 No.577 125ページより

【関連】ゴルフ新ルールへ2019年改正|OB・ドロップ・パットなど変更点まとめ


ここがわからない!新ルールの後始末

 第5回(前回)へ

【シリーズ一覧】
●第1回:うっかり肩の高さからドロップしちゃったら?
●第2回:風で動いたボールなのにうっかり戻しちゃった!
●第3回:赤杭の中にある排水口に止まった球、普通に無罰でドロップして打ったけれど…え、ダメなの?
●第4回:バンカー内でボールが戻って足元に触れて止まったら?
●第5回:バンカー内で小石をどけてボールが動いてしまったら?
●第6回:サブグリーンの上はプレー禁止だけど……
●第7回: ドライバーに鉛1枚貼るのがルール違反になる!?

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