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ゴルフ知恵袋
夏ゴルフを楽しむゴルフ女子におすすめ日焼け＆熱中症対策アイテム8選

夏ゴルフを楽しむゴルフ女子におすすめ日焼け＆熱中症対策アイテム8選

ゴルフ女子の日焼け対策完全マニュアルPART-2

2020/07/20　ゴルフサプリ編集部

PART-1ではあなたの日焼け対策、夏のスキンケア対策を見直すために７つの質問をして、その中のQ.1〜Q.3についての解説を紹介しました（PART-1参照）。

PART-2では、Q.4～Q.7について解説します!
監修は前編に続き、美容皮膚科医の土屋佳奈先生です。

監修は、つちやファミリークリニックの土屋佳奈先生

監修者PROFILE
つちやファミリークリニック浅草院
院長土屋佳奈

東京医科大学卒業。日本皮膚科学会、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本美容皮膚科学会、日本臨床皮膚科医会、日本抗加齢医学会所属。大学時代はゴルフ部に所属。

サングラスはゴルファー必携のギア! 目からの日焼け予防も万全に

近年、「目からの日焼け」はすっかり有名になりました。目から強い紫外線が入ると、肌がその光に負けないように脳の防御反応が働いて、メラニン色素をつくる命令を出します。そのため、目からの日焼けが起こる、というわけです。

ですから、いくら完璧に日焼け止めを塗っていても、目のUV対策を怠っていては「頭隠して尻隠さず」ならぬ、「体隠して目隠さず」状態。日焼けだけでなく、目のトラブルや白内障などの原因につながることもあるので、十分な注意が必要です。

そこで、定番にしたいのがサングラス。さまざまなメーカーからゴルフ用のサングラスが出ているので、もうひとつのギアとして、お気に入りを見つけてはいかがでしょうか。

ギアといえば、ゴルフ用のカサも軽量で直径の大きいものがたくさん販売されていますし、UVカット加工がされた高機能ウエアは、それこそ多種多彩です。

これらを利用して、少しでも紫外線を浴びる量を減らすこと。これが、日焼け対策の基本です。

飲んでおくと安心の「飲む日焼け止め」も上手に活用しよう

「飲む日焼け止め」には主にシダ植物から抽出した成分が配合されており、その成分に含まれる抗酸化作用が美肌に導くというものです。とはいえ、「飲む日焼け止め」を飲んだからOK！　ではなく、あくまでもサプリとして服用するといいでしょう。

たとえば夏だけ飲む、ラウンドの日の前後だけ飲む、旅行の時だけ飲む、という方もいらっしゃいます。ただし、商品によって服用方法は異なるのでご注意ください。
塗る＆飲むのダブル日焼け対策で、ゴルフを存分にエンジョイしてくださいね。

ゴルフ女子におすすめ／日焼け対策サプリ3選

ファンケル「ホワイトフォース」

光に負けないための美容成分配合
特許取得の「ヒドロキシチロソール」と「Ｌ-シスチン」の組み合わせに、美肌に導く「ハス胚芽エキス」を配合。内側から際立つ透明感へ。
価格／2376円（30日分〈180粒〉）
問い合わせ先／ファンケル TEL 0120-750-210

ミスミ製薬「リブランコート」

オールインワン夏の美容サプリ
フランス南西部に自生する海岸松の樹皮から抽出したポリフェノールなど、栄養豊富な植物の力をギュッと濃縮したオールインワン美容サプリ。安心の国内産なので、体の中から夏の美容対策を。
価格／7900円＋税（約30日分〈60粒〉）
問い合わせ先／ミスミ製薬 TEL 0120-323-990

ミスミ製薬「ホワイトルマン」

シミ・日焼け・そばかす肌に効く
シミの元凶をブロックするビタミンC1200mg、メラニン色素を元に戻すビタミンE100mg、美容のビタミンと呼ばれるビタミンB2を配合。第3類医薬品。
価格／7900円＋税（30日分〈120カプセル〉）
問い合わせ先／ミスミ製薬 TEL 0120-323-990

夏の肌には「保湿」と「ビタミンC」をプラス

日焼け肌は軽いやけどをした状態なので、まずはクーリングを。冷たいタオルやスポーツ用の氷のう、流水などでしっかりと皮膚を冷やします。

ほてりが取れたあとの肌は乾燥に傾いていくので、次は保湿に徹しましょう。その際におすすめなのが、皮膚にちゃんと水分を閉じ込める効果を持つ「セラミド」や「ヘパリン類似物質」が含まれているクリームやローション。ドラッグストアなどで手軽に入手できるので、顔だけでなく体もしっかりと保湿してください。

ただし、これらは保湿成分だけなので、特に顔には自分の肌に合わせて他の成分を追加していくといいと思います。

日本の夏は高温多湿のため皮脂分泌が増え、顔がベタベタ・ギトギトになりがちです。皮脂が多すぎるとそれが酸化して、肌トラブルの原因にもなります。それを予防するためには、ビタミンC配合の基礎化粧品がいいでしょう。ビタミンCは皮脂の分泌を抑える効果があるほか、できているシミにも働きかけるなど美白効果も期待できます。

美白と言えば、美白剤「ハイドロキノン」も有名です。メラニン色素を生成するメラノサイトを減らす効果があり、日本では2002年に認可されました。ただし、ハイドロキノンは強力な成分です。市販品はハイドロキノンの濃度が1～2％と低いのであまり心配ありませんが、まれにかぶれる場合もあるのでご注意ください。

高濃度のハイドロキノンを使って本格的にシミのケアをしたいという人は、ぜひ皮膚科でご相談を。皆さんの肌に合ったものをおすすめできますし、トラブルが起こった際も対応できるので、インターネットで購入するより安心です。

ゴルフ女子におすすめ／夏の美白・スキンケアアイテム

matsukiyo「ヒルメナイドローション」

肌の乾燥を防ぐヘパリン類似物質含有
乳液タイプで伸びがよく、肌にしっとりとなじむ。第２類医薬品。無香料・無着色・ステロイドフリー・エタノールフリー。
価格／1188円＋税
問い合わせ先／マツモトキヨシ TEL 0120-845-533

プレー後はビタミンB1で疲労回復を！

夏は快適な気候のゴルフシーズンと比べ、かなり体力を消耗するもの。たくさん汗をかきますし、紫外線による疲労も加わります。食欲が落ちて、夏バテ気味でプレーする人も少なくないでしょう。どんなに体力自慢の人でも、熱中症になる恐れだってあります。

そこで重要なのが、水分と塩分の補給。プロや研修生など夏もプレーしなれている人は、コースに出てからスポーツドリンクを２リットル以上、こまめに飲んでいます。たまにしか夏にプレーしないという人は、とにかく積極的に水分と塩分を摂取してください。喉の乾きを感じていなくても、気づいたら摂取するようにしましょう。

スポーツドリンクの中には糖分の多いものもあるので、糖分の少ないもののほうがガブガブ飲むにはおすすめです。経口補水液もいいでしょう。ドリンクではなく、水に混ぜたり水と一緒に摂取したりするタブレット状のものもあるので、携帯しておくと便利です。

ゴルフ女子におすすめ／飲む熱中症対策4選

赤穂化成「熱中対策水レモン味」

カロリー＆糖類ゼロで暑さ対策
汗に近い成分が補給できる熱中対策水。カロリーゼロ、かつ脂肪の燃焼を助けるL-カルニチンを配合しているので、ダイエットもサポート。
価格／151円
問い合わせ先／赤穂化成 TEL 0120-40-4139

ORS「経口補水塩タブレット」

水分・電解質を素早く吸収する飲料に
500mlの水に溶かせばスポーツドリンクに、100mlの水に溶かせば経口補水液に。粒のまま噛み砕いて水で流し込んでもOK。砂糖不使用ですっきりした味わい。カシス味、いちご味、レモン味の３タイプ。
価格／24粒入り（カシス味・いちご味・レモン味）：3640円、12粒入り（レモン味のみ）：1820円
問い合わせ先／アドバンス TEL 047-312-1130

ミドリ安全「塩熱サプリ」

６種類の電解質をミックス
汗とともに失われる塩分・電解質やビタミンB群、ビタミンC、水分の吸収を高めるブドウ糖とクエン酸等を配合。水と一緒に摂取を。
価格／598円（30g入り〈約24粒〉・梅味もあり）
問い合わせ先／ミドリ安全 TEL 0120-310-355

ファンケル「溶かして飲む夏の塩レモン」

ペットボトルにも◎! すぐ溶ける粉末タイプ
500mlの水にスティック１本を入れて溶かすだけ。塩分やクエン酸、ブドウ糖、ビタミンＢ1を摂ることができる。糖質控えめのさっぱり味。
価格／990円（13g×7本入り）
問い合わせ先／ファンケル TEL 0120-750-210

プレー後はビタミンB1の摂取を心がけると、疲労回復に効果的です。よくスポーツ選手が、「疲労回復のためにんにく注射を打っている」という話を聞きますが、実はその主成分はビタミンB1で、にんにくエキスは入っていません。ビタミンB1自体ににんにくのような香りがあるため、「にんにく注射」と呼ばれているんですね。

ビタミンB1は豚肉、レバー、うなぎ、大豆などに多く含まれています。今年は７月21日が土用の丑ですが、まさに理にかなっているというわけです。

大事なパートナーにも日焼け対策のすすめを！

皆さんの中には、ご夫婦やカップルでゴルフに行くという人も多いと思います。そこでちょっと気になるのが、男性の日焼け対策です。もちろん、「ばっちり対策をしている！」という人もいますが、万全とはいえない人もまだ多いように感じます。

紫外線はシミ・シワ・たるみにつながるばかりか、皮膚がんの原因になる恐れもあります。紫外線を浴びることによる疲労はスコアにも影響しますから、ぜひパートナーにそのリスクをお伝えしてください。

日焼け止めについては、PART１でご紹介したスプレータイプのものが便利でしょう。日やけ後のケアも、手軽に使えるものであれば億劫にならないと思います。長く一緒にゴルフを楽しむためにも、予め対策しておきましょう。