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6カ月前に語っていた新プレースタイル|全米女子オープンで有言実行! 新しい渋野が目指した1打

TEE-UP WORLD WIDE TOPICS & NEWS|今月の1枚

2021/02/01 ゴルフサプリ編集部

『全米女子オープン』では3日目を終えて単独トップに立ち、日本人初となる海外メジャー2勝目に王手をかけた渋野日向子。残念ながら、最終日に逆転されて4位となったが、そこには約6カ月前に語っていた新しいプレースタイルがあった。

GOLF TODAY本誌 No.584 10〜10ページより

メジャー2冠ならずも大健闘の4位!

昨年の6月。日本女子ツアーの再開直前に、渋野日向子がリモート取材で語っていたのは20年シーズンに目指すプレースタイルだった。「オフは99%、アプローチの練習をしてきました。でも、それは守りのゴルフではなく、昨年(19年)よりもっと攻めるゴルフがしたい。アプローチは攻めた上でダブルボギーをボギーでおさめるための練習です」
 
20年の前半は日本ツアーでも予選落ちが続き、英国遠征でも結果が出せなかった。しかし、9月以降は米国女子ツアーで4試合連続で予選通過、11月には日本ツアーで3試合連続でトップ10に入り、上り調子だった。

そして迎えた12月の『全米女子オープン』。世界一厳しいコースセッティングの中、渋野は4日間を終えて計13バーディ(全体5位)を奪い、ダブルボギーを一度も打たなかった。特に3日目はバンカーに5回も入れたが、なんとか耐えて首位をキープ。惜しくも優勝を逃したが、

「悔しい、めっちゃ悔しいけど、これが実力。でも、この4日間で一度もダボを打たなかったのは成長したかな」

アプローチで耐える1打。それは渋野が目指している新しいプレースタイルを象徴する1打だった。

最終日は2バーディ、5ボギーという苦しい展開だったが、最終18番では約10メートルの長いバーディパットを決めて笑顔に。

渋野日向子
しぶの・ひなこ/1998年11月15日。2019年は日本ツアー4勝、『AIG全英女子オープン』で優勝し、大注目を集めた。20年は海外ツアーに積極的に参戦し、『全米女子オープン』でも4位と健闘。


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