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ゴルフを長く楽しむためのコツとは！必要な体のケアについて考えて考えよう

ゴルフを長く楽しむためのコツとは！必要な体のケアについて考えて考えよう

逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話｜第30話

2023/01/17　ゴルフサプリ編集部　名取確

こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ名取確（なとり・たしか）です。
ゴルフの後、皆さんちゃんと体のケアをしていますか？！ゴルフの一番素晴らしい所は、長く続けられるところです。是非身体のケアをしっかりして死ぬまでゴルフを楽しむことを目標にしてみませんか？！

体のケアは怪我の予防策にもなる

ゴルフのプレーは体にとても良いですよね！綺麗な空気の中で自然を感じ、柔らかい芝の上を歩いて、美味しいものを食べて、仲間と笑って体を動かす。最高じゃないですか！

ですが、体のケアを怠ると、それなりに負担があるのも事実。

私も先日2日間連続でラウンドレッスンをしただけで疲れが溜まってしまい、帰って夜19時前から寝てしまうという日もありました。もちろん、それだけで疲れたのではなくて日々の仕事の疲れが溜まっていたのは間違いありません。

疲れを取るには寝るのが一番ではありますが、ちゃんとプロの手を借りてケアしたほうが、しっかりと疲れが取れて練習に励むことができるしラウンドを重ねることができます。

マッサージに行って固まっていた筋肉に触ってもらうと初めて「こんなに凝ってたのか…」と、気づくことがあります。自分では疲れているときの体の状態が普通になってしまっていて、筋肉の張りなどに気づかないのです。

そしてそのまま練習やプレーを続けていると、ある日突然、劇的な痛みに変わってしまうなんてこともあるので、適度にマッサージ等でケアすることをオススメしたいですね。

ストレッチを癖にするのも善し悪し

体をほぐす効果的な方法としてパッと思いつくのがストレッチ。でも実は、それもやり過ぎは良くないらしいんですよね。

これは私がもう何年も通っているマッサージ師のTさんから聞いたのですが、ピラティス等をやっている人などは筋肉をほぐす・伸ばすことが良いことだと思い込んでいます。そのため、いつもその動きを意識してしまう癖がついてしまい、常に過緊張の状態になることがあるとのこと。

伸ばす動きをしていることが自然になってしまうと筋肉が伸びた状態が通常になってしまうので、逆に縮む動きが苦手になってしまい、正しい収縮をしないから瞬発力を出す筋肉の動きができなくなったりするようです。

最近はゴルフでもトレーニングにヨガを取り入れたりしている選手もいますし、ストレッチなどで身体を柔らかくすることは怪我防止にもなるので、決して悪いことではありませんが、何事もやりすぎると良くないそうです。

意識をしなくても自然と体が良いポジションでいられるようにするのが目的で、意識をし続けることが目的ではないということです。

ケアの頻度と方法について

ゴルフのプレー中やプレー後のケアについて、普段私がやっていることをご紹介します。

● プレー中
その日最初のティーショットを打った後は、ドライバーを後ろ手に持って、頭の上から腰のあたりまで上げ下げをして肩甲骨周りの筋肉を伸ばすようにしています。

大体、セカンドショットのところまでストレッチをしながら歩いているとだんだんリズムが出てきます。また、アドレスで首が前に出すぎたりしないようにたまに首元をマッサージして首の軸を意識したりしています。

クラブを使った肩甲骨ストレッチ

腰にクラブを当てて、フェアウェイ歩いて腰のストレッチ

● ランチ後
お昼ご飯を食べると、内臓が膨らむのでどうしてもお腹に張りを感じます。お腹が張るときは、お腹側が張っているのを何とかして対処しようと考えるのではなく、逆の背中の方に意識を行かせると良いそうです。

背中をさすったり曲げたりして体の後ろ側に意識を行かせるようにします。意識を行かせたいところを触ってもらうのが一番良いそうですよ。

● プレー後
コースでお風呂に入れる時間がある時は、ゆっくり体をほぐすようにし、自分で足を揉んだりしています。家に帰ってからは道具を使ってケアしています

（1）筋膜リリース用ストレッチポール
背中の広い面を中心にゴロゴロ転がることで固まった筋肉をほぐします。また、腿などもローラーの上で体重をかけてイタ気持ちいい負荷をかけることで筋肉をほぐしていきます。

（2）パワーガン
ふくらはぎの疲れにはこれが圧倒的に効きます。これをやっておけば次の日には、ほぼ足の疲れは残っていない感覚がありますね。アタッチメントを交換すれば、背中などの広い面も足ら裏などピンポイントも効果的にマッサージできます。期待以上の効果！

● ボディケア
月に1回はマッサージに通って体をほぐしてもらい調子を見てもらっています。もう何年も通っている自由が丘のTさん、それから箱根駅伝優勝チームのケアも担当していて、2か月先まで予約が埋まってる二子玉川のHさんがいなくなると困ります。

毎度、的確に今の課題や体に起きていることを感じ取って伝えてくれるので、スペシャリストとして頼りにしています。

おまけのストレッチ

左右に回してストレッチしたり、

クラブを使うと伸びやすいです。

筋肉にも軸が必要

筋肉は柔らかい筋肉と硬い筋肉があり、それには個人差が大分あるようです。普段の生活習慣やクセになっている動き、仕事の時など長時間やっている姿勢が筋肉の張りに大きな影響を及ぼしているようです。これは専門家に是非見てもらって、自分がどういうケアをするのが良いのかを聞いてみた方が良いでしょう。

筋肉にも軸のようなものが必要で、伸びきった状態や固まった状態では通常のパフォーマンスができないそうです。いずれも輪ゴムを飛ばす時をイメージしてみると良いと思いますが、伸びきってても縮まってしまっても、元のちょうどいい張りのあるゴムのように飛ばないですよね。

筋肉にちゃんと軸のある状態をつくるために、適度な運動はもちろん、たんぱく質と炭水化物をバランスよくとるなどの食事も大事になります。

結局のところ、ゴルフを長く続けるために必要な体のケアをしようと思うと、普段から体を意識することになってとってもいい感じの健康状態を作りやすくなりそうですね。

そして、さらに気持ちのいい大自然の中で素敵な景色を見ながらみんなで和気あいあいと楽しく、たまにミスをしても、次はミスを減らせるように練習しようというモチベーションを高めましょう。半分運でもめちゃくちゃいいショットやパッティングができてしまったりすると最高です♪

自分が長く続けたいことのために少し頑張ると、一生心も体も健康でいられそう♪ゴルフはやっぱり素晴らしいものですね！

最後までお読みいただきありがとうございました！

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文・名取確

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逆上がりできないティーチングプロ（ペンネーム）
世田谷区在住。世田谷区喜多見で＜ゴルフのある人生を共に歩もう＞をテーマに、インドアゴルフ練習場EndlessGolfを運営しています。ティーチングプロと不動産業のリアル二刀流。一生ゴルフで感動し続けられる仲間をたくさん作りたい想いの溢れる40代です。

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