朝一からベストスコアを狙うと、気持ちだけが先に行く

今日は良いスコアを出したい。最初からパーで入りたい。朝イチのドライバーを気持ちよく飛ばしたい。スタート前は、期待感と緊張感が混ざりやすい時間です。

昔の私は、スタートホールに立つ時点で、もうかなり力が入っていたのだと思います。本人としては普段通りに振っているつもりでも、今振り返ると、少しでも良い球を打ちたい気持ちが強すぎました。

普段の練習場なら、何球か打つうちに体がほぐれ、リズムも整ってきます。でも、コースのスタートホールでは、いきなり本番の1打になります。まだ動きがなじんでいない状態で、良い球を打ちたいという意気込みや、同伴者が見ている緊張感が重なると、普段より力みやすくなります。

切り返しが少し速くなる。フィニッシュまで振り切れずに当てにいく。右を嫌がって左に引っかけたり、体が止まって右へ押し出したりする。朝イチのOBは、スイングだけの問題ではなく、スタートから良い流れを作ろうとしすぎた結果でもあったと思います。

1番ホールのティーショットは、どうしても特別な1打に感じます。でも、スコアカード上では、その後のアイアンショットやアプローチ、パットと同じ1打です。

朝イチでナイスショットを打てれば気持ちは楽になりますが、そこでラウンドが決まるわけではありません。そう考えるようになってから、朝イチで良い球を打たなければいけないという気持ちが少し薄れました。

最初の1打で流れを作ろうとするより、まずは大きなミスを出さずにラウンドへ入っていく。その意識に変えたことが、朝イチOBを減らすきっかけになりました。

1番ホールの結果を、2番ホールに持ち込まない

スタート直後に崩れていた頃は、1番ホールの結果にかなり振り回されていました。

1番でダボを打つと、まだ1ホール終わっただけなのに、もう取り返さないといけない気分になります。次のホールで少しでも前に飛ばしたくなり、狭いホールでもドライバーを強く振る。

セカンドでも、本来なら手前や広い場所でいい場面なのに、無理にグリーンやピン方向を狙う。そうやって、1番のダボを2番のダボにつなげていました。

反対に、おはようバーディが来た時も同じです。良いスタートを切れたはずなのに、「今日は行けるかもしれない」と思って次のホールで力む。普段なら選ばない強気な狙いを選び、せっかくのバーディをすぐに吐き出してしまう。

今考えると、悪いスタートでも良いスタートでも、1番ホールのスコアによって2番ホールの判断や力感が変わっていたことが問題でした。

1番でダボを打ったからといって、2番のティーショットが特別な取り返しの1打になるわけではありません。おはようバーディを取ったからといって、次の1打がさらに攻めるための1打になるわけでもありません。

朝イチの1打も、その後の1打も、スコアカード上では同じ1打です。ダボを打っても取り返しにいかない。バーディを取っても、さらに伸ばそうとしない。パーでも、もっと攻めようとしない。

最初の3ホールは、1ホールごとの結果に反応しすぎず、同じくらいの気持ちで進めることが大事だと思います。

最初の3ホールは、ダボを打たずにボギーでOKと考える

シングルに近づくにつれて、最初の3ホールの目標を変えました。

以前は、スタートからパーを取りたい、できれば早めにバーディチャンスを作りたいと思っていました。でも今は、最初の3ホールはスコアを伸ばす時間ではなく、スコアを壊さない時間だと考えています。ダボを打たない。ボギーでOK。パーなら最高。そのくらいの気持ちで入るようにしました。

具体的には、ティーショットで飛距離を求めすぎないことです。フェアウェイど真ん中を狙うというより、OBや林に行かず、次が普通に打てればOKです。

セカンドも、ピンではなくグリーンセンターや手前でいいと考える。アプローチは寄せワンを狙いすぎず、まずグリーンに乗せる。ロングパットも入れにいくより、3パットをしない距離感を大事にする。

1つ1つは小さなことですが、朝イチの無理なミスはこういうところから減っていきました。もちろん、ボギーを最初から狙って雑にプレーするという意味ではありません。

パーを狙う気持ちは持ちながらも、無理なパー狙いはしないということです。

最初の3ホールをすべてボギーで回っても3オーバーです。アマチュアゴルファーにとって、決して悪いスタートではありません。むしろOB絡みのダボやトリプルボギーを打たずに済めば、4番以降で十分に流れを作れます。

スタートで勝負しようとしなくなってから、朝イチOBも、序盤の連続ダボも少なくなりました。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

もう少しでシングル(ペンネーム)

東京都内在住の50代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは4.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営(https://low-handicapper.com/)。