8月に「AIG女子オープン」で海外メジャー優勝者に名を連ねた桑木志帆。5月にはJLPGAツアーで11年ぶりのアルバトロスも達成している。

アルバトロスを決めたのはどんなクラブなのか? 気になったので調べてみると、ブリヂストンの「BX2HT」だった。さらに、気になったので11年前とそれ以前のアルバトロスの達成者と使用クラブも確認してみた。
2026年 桑木志帆 BX2HT HY(ブリヂストン)
2015年 渡邉彩香 J15CB アイアン(ブリヂストン)
2013年 佐々木慶子 EZONE FW(ヨネックス)
2011年 有村智恵 ツアーステージ X-DRIVE GR HY(ブリヂストン)
となっていてなんとブリヂストンが75%。
もしかしてブリヂストンのクラブはアルバトロスが出やすいのか? と思ってしまう。しかも2011年の有村智恵は、アルバトロスを達成した同日に、ホールインワンまで達成している。ホールインワンを達成したクラブは「ツアーステージ X-BLADE 705 TYPE M」で、これもブリヂストンだ。
少し脱線したので、話を桑木志帆のUTに戻して、クラブセッティングを見てみよう。
ドライバー:BX1LS
フェアウェイウッド:B1ST(3W)
ユーティリティ:BX2HT(H3、H4)
アイアン:241CB(#5~PW)
ウェッジ:BITING SPIN2(48、52)
BITING SPIN(58)
となっている。
基本的には、球がつかまり過ぎず、操作性の高いアスリート向けモデルのセッティングとなっている中で、アルバトロスを達成したUTだけ球のつかまりが良く上がりやすいモデルになっている。

桑木志帆がUTだけやさしいタイプを使う理由と「BX2HT HY」は実際にどんなクラブなのか? 高橋良明プロに解説と試打をお願いした。

「BX2HT HY」で最も印象的に部分は、しっかりとスピンがかかるところです。球の打ち出し自体は少し高めといったところですが、スピンで球が浮いてグリーンにしっかりと止まる球が出ます。
バックスピンがかかるので、球がつかまるというよりは、曲がりが減るタイプになります。また、ヘッドの幅は広めですがフェースプログレッションが小さ目なので、アイアン感覚で打ちやすくなっています。
桑木プロは、ロングアイアンの代わりに、アイアン感覚で打ちやすいことと、バックスピンでグリーンに止まる球を打ちやすいから、このモデルをチョイスしているのだと思います。
最近は、FWもUTも高初速&低スピンで飛ばそうというモデルが多い中で「BX2 HT HY」は、ロングアイアンの代わりに、やさしく使える特性になっています。
アマチュアゴルファーで、UTで球が上がらないという人や、グリーンに止まりにくいという人にもオススメ出来るUTです。アイアンは得意だけれど、FWは苦手という人にも合うモデルです。
やさしいUTを探している人には、是非試して欲しいUTです。アルバトロスは難しいかも知れませんが、スコアアップには役立つはずです。














