姉はともに人気女子プロ 香妻は2年ぶり 河本は4年ぶりの優勝狙う

2024年大会優勝の香妻と、2022年大会を制した河本。

歴代優勝者と言うことに加えて、姉が人気女子プロという共通点もある二人がワンツーで決勝ラウンドに進出しました。

この日9バーディー、1ボギーの64で回り、比嘉一貴がトーナメントレコードの通算26アンダーで優勝した2019年の36ホール終了時点と並ぶ通算15アンダーまで伸ばしました。

この時は比嘉が決勝ラウンドを67、66で回り、2日目以降は首位を守り切って優勝しました。

ただし2019年はコースの総距離が芥屋GCでの開催となった1992年以降で最短の7103ヤードでした。

今年は同じパー72でも距離が290ヤード長い7293ヤードとパー4のホールひとつ分近く長くなっています。

2日目に首位に立った選手が勝てるのかというと…

今大会の直近10回のうち7回は2日目に首位に立った選手が優勝していますが、同じ距離になった昨年と、7274ヤードとほぼ同じだった一昨年はいずれも2日目時点の首位と優勝者が異なる結果になっています。

やはり距離が長くなるとスコアが動きやすいのでしょうか

2日目の1打差2位から優勝しているのが他ならぬ一昨年の香妻ですが、この時は上がり連続ボギーで小斉平優和に追いつかれ、プレーオフになるという冷や汗勝利でした。

その小斉平は昨年、2日目の時点で4打差6位からの逆転で優勝しています。

過去2年の気になるジンクス?は

また2日目に首位立った選手は昨年の石塚が3日目に71。

一昨年の片岡大育は73となぜか振るわなくなる傾向もあります。

このジンクス?を打破して、2年前の大会以来となるツアー通算4勝目を狙う香妻は「パッティングはもう少しフィーリングが出てくれればいいと思っています」と話しました。

今大会のパーオンホールでの平均パット数は1.5333で全体の4位ですが、ツアーで唯一の高麗グリーンはひとたびフィーリングを失うとスコアを崩しかねないので警戒している様子です。

592ヤードをツーオン成功 河本力は飛距離活かして逆転なるか

592ヤードの18番パー5をアイアンでツーオンさせ、楽々バーディーでフィニッシュ。

この日は7バーディー、ノーボギーの64で回って香妻に1打差の2位で2日目を終えた河本は「ノーボギーで回れたことはいいこと」と話す一方で「パー5で取りこぼしている」と言います。

そこには初日パーが60人に対してイーグル5人とバーディーが67人で最も難易度が低く、2日目も2番目に低かった9番パー5が2日ともパーだったことにあります。

首位の香妻は2日ともバーディーと対照的になっています。

3日目はこの2人と最終組で回るルーキーの小田祥平は2日目に2イーグルを奪う圧巻のプレーで64と伸ばして32位から3位に上がってきました。

2日間で39個のイーグルと994個のバーディーが出ている大会は決勝ラウンドも熱い戦いが続きそうです。

長いパー5でもアイアンで2オン。河本は飛距離を活かして逃げ切れるか。

(文/森伊知郎)