
「BITING SPIN2」は、前作でも評価の高かったスピン性能を向上させるために、様々な変更が施されている。
フェースの溝の断面形状を狭く深くして、本数は15本から19本に変更。フェースをザラザラにするサンドブラストも変更し、ボールの食いつきを高めている。
さらに、フェースのレーザーミーリングのパターンも変更し、スクエアに構えてもフェースを開いて使ってもボールのスリップを抑え、ボールの乗りと食いつきを高めている。

また、ネック穴の下部に段を付けて、穴の底をくり抜いて軽量化を図り、ブレードトゥ側上部の肉厚を増した設計を導入。スイートスポットをフェースセンターに寄せながら、高重心化を図り、安定した球の打ち出し角とスピン量が得られるようになっている。

これらの変更で、前作と比べてスピン性能が向上。特にウェツト時のスピンの低下を軽減、ドライ時に比べて93%のスピンを維持する。(前作は81%)
つまり「BITING SPIN2」は、いつでも高いスピン性能が得られるウェッジに進化しているということだ。この性能に惚れ込み、桑木志帆はテスト後すぐに実戦投入。AIG女子オープンでもこのウェッジを使用していた。
どれだけ高い性能を持っているのか? 早速試打でテストした。

「ストレートネックに加えトップブレードのヒール側の高さがある形状で、リーディングエッジには少し丸みが付けられています。スクエアに構えても、フェースを開いて構えても、構えやすく感じる形状に仕上げられています。試打したMグラインドはバウンスの効きのバランスが良く、ライを選ばず、スクエアに構えても、フェースを開いて構えても、スムーズな抜けが得られます。抜けの良さがスピンもかけやすくなりますね。軟鉄鍛造らしいソフトな打感で、球の乗り感が強く、球の打ち出しが低くなって、しっかりとスピンがかかります。基本的にはロフトに合わせたソールグラインドが施されていますが、56度と58度にはハイバウンスのAグラインドも用意されているので、入射角が急な人やバンカーでのやさしさを重視する人にはAグラインドがオススメです」(高橋プロ)

「ここ数年、軟鉄鍛造アイアンは国産モデルの人気が高くなっていますが、ウェッジも国産がいいかもと思えるモデルです」(高橋プロ)














