「QUANTUM MINI ドライバー」、気になっていたのですが、タイミングが合わずに試打出来ていませんでした。やっと試打することが出来たので、遅ればせながらどんなクラブなのかを紹介させていただきます。
クラブのスペックを確認すると、ヘッド体積は340㎤、クラウンにカーボンを使用したコンポジット構造。フェースは「QUANTUM」シリーズドライバーと同様に、フェースの裏側にカーボンをコンポジットした「TRI-FACE」を使用しています。

長さは43.75インチ、ロフトは11.5度と13.5度、シャフトは「ATHLEMAX 50」と「ATHLEMAX 60」どちらもフレックスはSとなっています。13.5度の「ATHLEMAX 60」を試打しました。
クセのない丸型ヘッド形状と、ストレートなフェース向きで構えやすさ抜群です。今ではコンパクトに感じるサイズですが、340㎤あるので、ミニドライバーの中ではやや大きめのサイズです。300㎤台がメインだった2001年頃のドライバーと同じ見た目です。
当時のドライバーの長さは44.5~45インチが主流だったので、長さは少し短くなっていて、昔の基準から見ても、現在の基準から見ても、短尺ドライバーということになります。
実際に試打してみると、短尺なので当てやすさが抜群。ヘッドサイズは小さくなりますが、当てやすいので打点のバラつきも自然と小さくなります。アマチュアゴルファーでも何球か打てば、ヘッドサイズの不安感はなくなるはずです。
ロフト13.5度ということもあり、球が上がりやすくバックスピンもかかるので、球のつかまりにも優れ、自然とハイドローが出ます。
ロフトが寝ていることとシャフトが短くなるので、通常のドライバーに比べれば、芯で打った時の飛距離は出にくくなりますが、普段ドライバーでミスミットが多い人ならば、飛距離の差はほとんどなくなるかも知れません。
シャフトは、クセのない中調子で、しかも適度なしなりの量でしなり戻りのスピード感もクセがなく、タイミングが取りやすくなっています。シャフトの特性からもミート率が上がって球の曲がりも減るはずです。
インパクトで球がつぶれて、一度フェースに乗ってから弾き出される打感で、球の打ち出し方向をコントロールしやすく、ボール初速もしっかり出ます。また、スイートエリアがフェース下側にも広く、ヘッドの抜けも良いので直ドラもラクに打てます。

「QUANTUM MINIドライバー」には、新しいスリーブが採用されていて、ライ角の調整範囲が広がっているところも評価できます。プロは狙った地点に、イメージした球筋で正確に飛ばしたいからミニドラを使います。ライ角の調整範囲が広いということは、自分に合った球のつかまりに調整できるということなので、ライ角の調整範囲が広い新しいスリーブはとても有効です。

スプーンと同等の操作性でスプーンよりもやさしくティショットが打てるとが、プロがミニドラを使う理由ですが、ミニドラ=短尺ドライバーという見方をすれば、340㎤でやさしく飛ばせる「QUANTUM MINIドライバー」は、ドライバーが苦手というアマチュアゴルファーにもオススメのドライバーになります。
練習場でこのクラブを使ってティアップしての練習に加えて、直ドラの練習もすれば、すぐにドライバーが簡単に感じられるようになるはずです。















