T島: 前回は「アイアン何番まで入れる?」問題でした。選択肢が多くて困っちゃう人が多いみたいで、アクセス好調みたいです。

野倉: その問題が来たということは、今回は「ウェッジ何度を入れる?」 という話では? と推測しました。

T島 :すっ凄い。正解です!すごく聞かれるし、この連載でも何度も同じようなテーマで書いております。

野倉 :最近のアイアンの新製品をチェックすると、“謎番手“が登場する事が多いことが気になっております。

T島: “謎番手”イイね。“48”とか“GW”ってやつですね。「何だチミは!」ってヤツ!

野倉 :すいません。聞いたことありますけど、昭和のギャグですよね?

T島 : すいません。昭和で…っていうか昭和や平成に無かった番手かもしれませんなぁ

野倉: PWのロフト角が小さくなりすぎてしまって、それを埋める番手の名前ですよね。各社、創意工夫されて名前をつけていらっしゃる気がします。

T島 :「PA」など飛び系アイアンに“謎番手”がかなり多く見られたのですが、最近は飛び系アイアンでも減る傾向にあります。番手間の差を大きくするという裏技です。裏技というか、私的には王道かと思います。飛距離に悩む人が飛び系アイアンを使う=番手間差を出しやすい方が使いやすいはず。

野倉: そうですね。番手間のロフト差(ロフトピッチ)を増やすか、“謎番手”を入れるか?が大きく分かれたと言う結果かも。

T島 :アイアンセットの本数がどんどん減っている中で、メーカーさんも考えて、ロフト角が大きい方を増やすという戦略なのかもしれません。とも言えない機能的な要素もあります。

野倉: 謎番手がどうして増えたか? という機能的な理由ですか! 謎番手=ノーマルロフトのPW、もしくはPWとAWの間というロフト設定ですよね。それはシンプルにフルショットしたい番手ということでしょう。

T島: 流石です。PWが45度を切るようになって、AWとのロフト差が増えすぎる。謎番手は48度前後が多く。まあ正直、昭和から平成初期のPWなわけです。フルショットしたい距離に対応している。

野倉:  フルショットしたいなら、アイアンセットの流れの顔、シャフトで使いたい。だから生まれた。仮に同じロフト角のウェッジを入れたとすると、バックスピン量が増えて狙った距離飛ばない可能性があります。

T島: 皆さんスピンが多いウェッジが大好きなのですが、スピンをコントロールするってかなり上級者テクニックでしょ?  例えばPWや9番アイアンを抜いて、同じロフト角の単品ウェッジを入れると、米ツアーの選手みたいでカッコいい。でもそれなりの技術が必要です。

野倉 :そうですね。でも最近はPWの代わりのロフト角表示の単品ウェッジ。例えばボーケイSM11などは、かなりフルショットを意識した重心位置のモデルがあります。

T島 :そうだね。KEYTONEゴルフさんには36度と8番相当のウェッジがありますが、こちらもフルショットしてもシビアじゃない仕上がりとなっております。

アイアンの謎番手……単品ウェッジで埋めるのも良いが、スピンコントロールは難易度高め。

野倉: そうですね。結論としては、アイアンセットに“謎番手”がある場合、謎番手まで入れることをオススメします。

T島 :オススメします。まあ“謎番手=PW”だからね。

野倉: 言っちゃった。ウェッジのロフト選びですが、T島さんがこの連載で“それでいいの?”と問い続けていますが、52・58が大定番です。

T島: 謎番手入れるなら、上手く繋がるけどね。もう諦めました。52・58で良いじゃないか!アマチュアなら50・56で充分かと思うけど。

野倉: と言いながら、T島さんブリヂストンの新しいウェッジ「BITING SPIN2」の52、58をゲットしていました。

T島: 最近、ウェッジのフェースを開いて打つことが多くて、50度を多用するようになったんだけど、52度のが良いかなと思ってね。

野倉: そう言う理由なんですか。打ち方が変わった。

T島: 58度は緊急事態用となりました。

野倉: PRGRの「04アイアン」を使う場合は“謎番手”的なAWを入れていますよね。

T島  :AWで46度なんで、もうPWだし。ブリヂストン「B FORGED 200B+」は46度なんで、謎番手入れておりません。皆さんご自身のPWのロフト角がウェッジ選びの鍵となりますので、確認してくださいね。

野倉: そうですね。PWと最初のウェッジの間が空きすぎてしまうと、コントロールしないといけない距離が長くなってしまいます。もうスコアメイク直結の距離なので、凄く大事なんですよ。

T島 :正直、AWのロフト選びがウェッジのロフト選びの鍵になると言ってもいいでしょう。SWはお好みでどうぞ!って思います。56でも58でも打ち方で決めてちょうだい。

野倉: スコアメイク直結の距離だからですね。だから謎番手で補うも良し、AWのロフト角を見直すも良し。ということですか?

T島 :そうです。長い距離が揃えることができるのがトップアマですが、90や80切りたいというなら、短い距離のキッチリ揃えたい。そのためにしっかりウェッジから短い番手のアイアンの飛距離差を把握しよう!

野倉: スコアメイクの生命線です。謎番手アイアン、もしくはフルショットしやすいウェッジが鍵となるかもしれませんよ。ご相談お待ちしています。

T島: ウェッジ選びメチャメチャ大事なんで、まずはPWのロフト角をチェックしてちょ。

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

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