売上げが約10倍に伸びた

松山英樹が使っていたのはストラップがついた黒いボール型の練習器具。昔から日本でもボール型のゴルフ練習器具はあったが、ストラップがついているのは珍しい。松山英樹はストラップで長さを確認しながら前腕部分にボールをはさむ、ショートアイアンのスイングをチェックしていた。

ツアーストライカー スマートボール

ボールの重さは約30グラム。空気を抜いた状態でワキに挟んで練習する選手もいる。

この練習器具は米国のツアーストライカー社から発売されている『スマートボール』。PGAツアーではローリー・マキロイやジャスティン・ローズも使っている。練習器具の考案者は米国の人気ティーチングプロ、マーティン・チャック。ローリー・マキロイが使った動画がSNSで広まると、1ヵ月の売上げが10倍以上に伸びたそうだ。PGAツアーでも若手選手が続々と使いはじめて一気に広まっていった。

使い方は簡単でストラップで長さを調整しながら、前腕部分にボールを挟む。長さを調整することでドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジ、さらにパターまで使うことができる。考案者によると最初はハーフスイングくらいの小さい振り幅からはじめて、徐々にスイングを大きくしていくのがオススメとのこと。スイング中にボールが腕から外れても地面に落ちない。米国や欧州では「チキンウイングが直る」という触れ込みで人気を集めている。

日本のゴルフショップでの取り扱いはまだ少ないが、Amazonなどで購入可能。オープンプライスになっているが、編集部調べの実勢価格は約8800円。気になった人は是非チェックしてみよう。

松山英樹はスリークォーターくらいの振り幅で練習していた。