ドライバーの数字が『2』から『3』になった

松山英樹のアイアンといえばマッスルバックの『スリクソン Z-FORGEDⅡ』だが、「ベイカレントクラシック」の練習日に取材すると、『スリクソン ZXi5+』という謎のアイアンが1本入っていた。

全英オープンからバッグに入っているこのアイアン。日本では発売されていないが、米国では一般発売されている最新モデル。通常の『ZXi5』よりロフト角を約1.5度立たせて、アスリートゴルファーに向けたディスタンス系アイアンとして発売されている。

松山選手のバッグに入っていたのは番手表記のない『ZXi5 +』。『ZXi5+』についてPGAツアーで松山選手に帯同しているツアーレップの宮野敏一氏は次のように語っていた。

「試合では5番ウッド(ZXi RKT)と『ZXi5+』アイアンのどちらかを入れることになると思います」

ソールには複雑なグラインドが入っていて、細かく調整されていた。

ドライバーは今年6月の解禁初戦から『ZXi RKT LS』を使っている。モデルは変わっていないが、気になるのはドライバーに書かれている手書きの数字。『ZXi RKT LS』を使いはじめた当初はヘッドに『2』『9.0』と書かれていたが、「ベイカレントクラシック」で取材したときは『3』『9.1』となっていた。おそらく『9.1』というのはロフト角。それについて宮野氏は

「今回の『ZXi RKT LS』に関して松山英樹選手はとにかく曲がらないと言っています。ウェイトや重心位置などを細かく微調整しながら複数のヘッドをテストしたりするのですが、どれを打っても曲がらない」

ドライバーに関してはテストを重ねながら、さらに最適なヘッドに調整しているようだ。

一般発売されている『ZXi RKT LS』のウェイトは前方が10グラム、後方が4グラムだが、松山英樹は前方を6グラム、後方を2グラムにしている。

そして気になるのはパター。松山英樹のパターといえば『スコッティ・キャメロン』だが、9月下旬の「プレジデンツカップ」で使っていたエースパターとは違う。エースパターはバックフェースに3つのブラックボンブがあるモデルだったが、「ベイカレントクラシック」の練習日に使っていたのはシンプルなニューポート2タイプ。フェース面にはSCOTTY CAMERONのロゴと手の平のマークがある。このマークは貴重な「ハンドクラフテッド」であることを意味するもの。

「ベイカレントクラシック」では松山英樹の活躍はもちろん、クラブにも注目してみよう。

「ベイカレントクラシック」の練習ラウンドで9ホール回った松山英樹はすべてこのパターを使っていた。

2026 ベイカレントクラシック 松山英樹の最新セッティング

※練習日のため15本

ドライバースリクソンZXi RKT LS
(シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD FI 8 TX)
3WテーラーメイドQi10
(シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI 9 TX)
5Wスリクソン ZXi RKT
(シャフト/グラファイトデザイン ツアーAD DI  10TX)
3I相当スリクソン ZXi 5+
4I-9Iスリクソン Z-フォージドⅡ
(シャフト/ダイナミックゴールドツアーイシューS400)
PW、AW、SW、LWクリーブランドRTX4 フォージド
(48度、52度、56度、60度)
パタースコッティ・キャメロン ニューポート2 ツアープロト
ボールスリクソン Z-STAR XV