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ゴルフルールを深読み|スタンス確認、キャディもクラブも使えなくなったが…

80台で回るためにも覚えておきたい!深読みルール

2019/06/28 ゴルフサプリ 編集部

2019年より改正されたゴルフ新ルールでは、スタンス確認でキャディもクラブも使えなくなった。新規則施行から2カ月もたたないうちに、プロトーナメントでもトラブルの報告が続いている。

トラブルのないプレーを愉しむためにも、ルールの深読みをしよう。

スタンス確認、キャディもクラブも使えなくなったが……

【規則10.2bより】
・プレーの線を示すためのクラブや物を置いてスタンスを取ると2罰打。
・プレーの線の後方線上にキャディを立たせてスタンスを取ると2罰打。
・ただし、キャディを移動させ、スタンスを解いてやり直せば無罰。

〝わざと〟と〝うっかり〟の見極め方とは?

新規則施行から2カ月もたたないうちに、プロトーナメントではトラブルの報告が続いている。

なかでも目立つのはドロップの方法の間違いと、キャディを後方に立たせたままスタンスを取る違反。すでに複数の事例が挙がっている。

ドロップの問題は時間と慣れが解決するとして、物議を醸したのがスタンス問題。新規則では、プレーヤーがアライメントの確認のため、キャディを飛球線(プレーの線)後方に立たせてチェックさせる、という行為を禁じたわけだが、問題は2つあった。

それが〝わざと(故意)〟か〝うっかり(偶然)〟かの判断基準と、違反の対象となるスタンスを取り始めた時点が不明確だったことだ。

改めて規則10・2b(4)を見てみよう。「プレーヤーのキャディはどのような理由であってもプレーの線の球の後方延長線上やその近くに故意に立ってはならない」とある。

プレーヤーがスタンスを取り始めたら移動しようとキャディが考えて行動した場合は、後方に〝故意に〟立つ意思はまったくなかったはず。

だが、リー・ハオトンは、キャディがパットのライン後方から離れるタイミングと、ハオトンがスタンスを取り始めたのが一瞬重なったように見えただけで、違反とみなされてしまった。

デニー・マッカーシーは池ポチャ後のドロップを終え、素振りをした際にキャディが後方線上で立ち止まったことだけで、最初は違反と判定されてしまった。

慣れないうちは「あ、キャディさん、どいて!」なんてことも?

〝不当な利益〟を得ないことが判断の本質に

マッカーシーは方向確認の意図がなかったことを明言。また、キャディが後方線上から移動後にアドレスを解き、スタンスを取り直していた。

このことを受け、翌日マッカーシーの2罰打は撤回され、2月6日にUSGAとR&Aは「プレーヤーがこの規則に違反してスタンスを取った場合、そのスタンスを解いたとしても罰を免れることはできない」というルール文言の無効化を発表。

「プレーヤーがスタンスを解いた場合、ストロークのためのスタンスを取り始めたとはみなされない」との解釈と、「〝故意に〟とは、プレーヤーがストロークのためのスタンスを開始していることに気づいていること」という定義が示された。

一方、この規則が求めているのは、意図したターゲットを狙うことは、プレーヤーが個人の能力で克服すべき挑戦であるという基本精神を守ること、とも発言している。

ゴルフはターゲットゲームの一種。ならばアライメントに対して何らかの補助を受けるのは、ゲームの楽しみ方を損なってしまう、というのがR&Aの判断だ。

そう考えると、同じく規則10・2bにある「スタンスを取るときの援助となる物を置いてはならない」というのも納得できるはず。

旧規則では、足元にクラブを置いてスタンスの向きを確認しても、ストローク前に取り除けば無罰だったが、新規則では置いた時点で2罰打。アライメントの技量を競うのがゴルフ、ということを徹底したわけだ。

[関連]2019年 ゴルフ新ルールへ大改正!OB・ドロップ・パットなど変更点まとめ


イラスト/庄司 猛

GOLF TODAY本誌 No.565 115ページより

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