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ゴルフルールを深読み|傷ついた球を立ち会いなしで交換できるようになったが…

80台で回るためにも覚えておきたい!深読みルール

2019/07/02 ゴルフサプリ 編集部

2019年より改正されたゴルフ新ルールでは、傷ついた球を立ち会いなしで交換できるようになった。だからと言って、自由に球を取り替えできる訳ではないので、交換時のポイントをしっかり押さえておこう。

傷ついた球を立ち会いなしで交換できるようになったが……

【規則4.2cより】
・球がホールのプレー中に切れた、またはひびが入った場合、交換できる。
・傷を調べるために、マークして拾い上げることができる。
・引っ掻いた、擦った、ペイントが剥がれた、色あせただけでは交換できない。

球についた傷が〝裂け目〟以外は取り替えられない

新規則では、プレーヤーが球をマークして拾い上げることができるのは、規則に基づくなど〝正当な理由〟がある場合に限られている。

それゆえ、プレーヤーは不適切な球の拾い上げや、規則の乱用はできないはず。だから、球を拾い上げる意思を同伴プレーヤーに告げる必要はもはやなくなった、というのがR&Aの考え方だ。

たしかに、他のプレーヤーが球の拾い上げやリプレースに立ち会う時間を省ければ、プレーの進行はよりスムーズになる。だが、プレーヤーがその際にルール上の判断を間違えた場合、その行為を見すごしてしまう危惧もある。

たとえば、カート道路に当たった球の表面に〝擦り傷〟がついた場合。

新規則では「切れた、またはひびが入った」状態、つまり球の表面に明らかな〝裂け目〟がなければ取り替えることはできない。

旧規則では「変形している」状態も含まれていたが、糸巻き構造の球がほとんどなくなった現在、考慮する必要がなくなったようだ。

現代のソリッド多層構造の球は、コアが軟らかく内側からカバーに負荷がかかりやすい。そのため、カバーが切れるより、一気にコアからひび割れるケースが増えている。

また「変形」という言葉には、擦り傷や掻き傷によるものも含まれると解釈するプレーヤーもいたが、R&Aとしては、それは「プレーに適さない球」ではないと判断。それだけでは取り替えられないことも明確化したわけだ。

ウェッジショットでカバーがささくれても“切れた”ことにはならない

傷とは関係なく救済処置なら取り替えられる

さて、カート道路の擦り傷だけでは交換できないが、別の理由で交換できる状況になるケースがある。

カート道路にスタンスがかかる場合など、救済を受けてドロップする際には、球の状態に関わらず、自由に球を取り替えることができるのだ。

旧規則では「罰ありの救済」を受ける場合だけ取り替えを許されていたが、新規則では「罰なしの救済」、たとえば障害物や異常なグラウンド状態からの救済でもOK。「救済を受ける」=「球を取り替えるか、元の球を使う選択が常にできる」ということで、考え方がシンプルになったといえる。

だが、球をマークして拾い上げた場合は救済を受けるから、すべて球が取り替えられる……と考えるのは早計だ。

ドロップなどではなく、元の箇所にリプレースすることを要求される場合、取り替えはできない。リプレースは元の状態に戻すのが原則だから、当然と言えば当然。

唯一、元の球が合理的な努力をしても取り戻せない状況、たとえばカラスがくわえて持っていってしまったような場合だけは、リプレースでも取り替えが認められる。

また、グリーンでも球をマークして拾い上げるが、これは救済処置ではないし、リプレースが前提なので、もちろん取り替えはできない。ポケットに入れた予備の球をうっかり取り違えてリプレースすることもあるかもしれないが、それは2罰打となる。

原則的に「ドロップは球を交換できる、リプレースは交換できない」と覚えよう。

[関連]2019年 ゴルフ新ルールへ大改正!OB・ドロップ・パットなど変更点まとめ


イラスト/庄司 猛

GOLF TODAY本誌 No.565 115ページより

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