美人女子プロ・鶴岡果恋のスイング改造に上達のヒントあり!!|第7回
改造点4 切り返し 編
昨年プロテストに一発合格し、今季、ルーキーとしてステップアップツアーに参戦中の鶴岡果恋(つるおかかれん)。プロの世界に飛び込んだ彼女がいま取り組んでいるのが「3日間54ホール、あらゆる状況下で狂わないスイング」、言い換えれば「稼げるスイング」への改造。師匠・重田栄作とともに取り組む、スイング改造の中身を大公開!
●第1回:改造点1 アドレス 前編
●第2回:改造点1 アドレス 後編
●第3回:改造点2 テークバック 前編
●第4回:改造点2 テークバック 後編
●第5回:改造点3 トップ 前編
●第6回:改造点3 トップ 後編
●第7回:改造点4 切り返し 編
●第8回:改造点5 フォロー 編
ダウンスイング時の「腰の回し方を」大幅に変更しました。
ジュニア時代からのクセもあり、以前は腰を切ることでクラブを速く振ろうとしていた。結果、タイミングが合えばナイスショットが出るものの、少しでも狂うとミスになるなど安定感に不安があった。
どんな状況でも狂いのない安定したショットを放つために、腰を切らずに止める意識へ変更。タイミングのズレや軌道のブレが激減し、インパクトの精度が飛躍的にアップした。
体の正面でインパクトするイメージ
腰や体を正面に向けたままインパクトするイメージに変更。精度が増してミート率が上がることで、飛距離もしっかりキープ!
腰を早く切ることでスピーディに振りやすいメリットはあったが、タイミングがズレて振り遅れるとフェースが開き、そのまま当たればスライス、戻しすぎればヒッカケになることも。腰を止める意識を持つことで狂いが最小限に抑えられるようになった。
ココがポイント
不用意に腰が早く回ってしまうのを抑えるには、左足でグッと踏ん張ることが大切。左足全体を内側にヒネるようなイメージで、左ヒザの位置をキープする意識を持つのがポイントだ。
おすすめドリル
腰を止めて打つ動きを体感するには、右足をツマ先立ちにして左足1本で立ってスイングするのが有効。右足がストッパーになって下半身を止めたまま振り抜ける。
8月に誕生日を迎え、わたくし20歳になりました~! ここまで育ててくれた両親、サポートしてくれた親戚や友人、そしてファンの方々にはとっても感謝しています。大人になったからには、これからの日々により責任を持ち、もっともっと活躍をしていかなければいけないと思っています! そして、大人な女性を目指します♥8月に誕生日を迎え、わたくし20歳になりました~! ここまで育ててくれた両親、サポートしてくれた親戚や友人、そしてファンの方々にはとっても感謝しています。大人になったからには、これからの日々により責任を持ち、もっともっと活躍をしていかなければいけないと思っています! そして、大人な女性を目指します♥
鶴岡果恋
■つるおか かれん
1999年8月20日生まれ。神奈川県出身。165cm、54kg。昨年のプロテストに見事一発合格した有望株で、長身から繰り出される飛距離が魅力。原英莉花とは同じ湘南学院高校出身で一学年後輩。来季のレギュラーツアー参戦が目標。
重田栄作
■しげた えいさく
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディで4勝に貢献した後、2003年にプロテスト合格。現在は関東ゴルフ連盟チームKGAジュニアのコーチを務めるかたわら、幅広くレッスン活動を展開中。
取材協力/アーバングリーン八田(山梨県)
GOLF TODAY本誌 569号 148~151ページより