【特集】ウェッジ黄金セッティング|えっ!これ全部PWなの?
PW以降のウェッジどうする?|これがウェッジ黄金セッティング Part1
激飛びアイアンが人気かと思えば、メーカー各社からマッスルバックのニューモデルの発売も相次ぎ、アイアンの多様化は進む一方だ。気が付けばPW(ピッチングウェッジ)のロフトはモデルによって9度もの差が生まれていた。PW以降のウェッジのセッティングをどうすればいいのかを紹介する。
最新モデルの中でも人気のあるアイアンのPWのロフトを調べたら、スゴイことになっていた。
●PW以降のウェッジどうする?|これがウェッジ黄金セッティング
Part1:えっ! これ全部PWなの?
Part2:ウェッジセッティングよくある間違い2つの例
Part3:ツアープロでもPW+3本が主流!
Part4:タイプ別ウェッジ黄金セッティング
Part5:ウェッジ選びの基本 Q&A
Part6:ロフトバリエーション豊富なウェッジカタログ
鹿又芳典
ゴルフショップマジック代表。アマチュアだけではなくプロのクラブも手掛けるカリスマクラブコーディネーター。ゴルフクラブに精通し、さまざまなゴルフメディアで活躍中。
38度と47度では同じPWでも飛距離は30ヤードくらい変わる!
PWのロフトがセッティングを難しくしている
アイアンのストロングロフト化は大きな流れですし、グリーンを短い番手で狙えることは、アマチュアのスコアアップに貢献するはずです。ただし、PW(ピッチングウェッジ)も“飛ぶ”ようになるのですから、ウェッジのセッティングを失敗すると苦手な距離が生まれてしまうことにつながるため、ウェッジのセッティングがスコアメイクに大きく影響することとなっています。
マッスルバックと激飛びアイアンではPWのロフトが9度も違ってきていますから、ウェッジのセッティングを考える時、自分が使っているPWのロフトを知ることが第一歩となります。そこで、PWのロフトと構造から、ウェッジのセッティングをどうすればよいかをご紹介します。
本特集の最後のページに主要アイアンのPWロフト一覧を掲載していますので、まずはご自分のPWのロフトを確認してみてください。
タイトリスト
MB620
多くのプロが愛用する
タイトリストのマッスルバック
の最新作
ピン
ピンi210
アマチュアからプロまで
幅広い層のユーザーに
支持されるモデル
住友ゴム
ゼクシオ テン
2 0 年トップを走り続ける
アベレージゴルファー向け
モデルの王者
ヤマハ
インプレス UD+2
激飛びアイアンという
カテゴリーを開拓した
立役者
ロフト1度で飛距離の差は3~5ヤード
アイアン~ウェッジではロフトが1度変わると飛距離は3~5ヤード変化します。ですから、38度のPWと47度のPWの飛距離差は27~45ヤードになります。
撮影協力/ジャパンゴルフスクール
GOLF TODAY本誌 No.569 89〜91ページより
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