【特集】ウェッジ黄金セッティング|ツアープロでもPW+3本が主流!
PW以降のウェッジどうする?|これがウェッジ黄金セッティング Part3
ウェッジのセッティングを考える時にPW以降に、何本のウェッジをバッグに入れるかでもロフト選びは変わるはず。そこで、プロのキャディバッグの中身をチェックした。
●PW以降のウェッジどうする?|これがウェッジ黄金セッティング
Part1:えっ! これ全部PWなの?
Part2:ウェッジセッティングよくある間違い2つの例
Part3:ツアープロでもPW+3本が主流!
Part4:タイプ別ウェッジ黄金セッティング
Part5:ウェッジ選びの基本 Q&A
Part6:ロフトバリエーション豊富なウェッジカタログ
鹿又芳典
ゴルフショップマジック代表。アマチュアだけではなくプロのクラブも手掛けるカリスマクラブコーディネーター。ゴルフクラブに精通し、さまざまなゴルフメディアで活躍中。
これがツアーで主流のセッティング
PW+3本が最低本数と考えればいい
プロは試合の前後にほぼ毎日練習をしています。しかも、ウェッジの練習もじっくりと時間をかけています。これに比べて、毎日練習するアマチュアはごく少数派。週イチとか月2回という方が多数派でしょう。しかもウェッジの練習量は少ないはずです。
プロのセッティングを見るとPW+ウェッジ3本が主流となっています。毎日練習しているプロでも、ウェッジのロフトで距離や球筋を打ち分けているのです。そのプロたちがこの本数なのですから、これが最低限。アマチュアはプロに比べて圧倒的に練習量も技術も劣り、さらに、パーオン率も低いから、アプローチがスコアメイクのカギとなるはず。だから、プロより多い5本、6本のウェッジを持っていても当然です。
みんなPW+3本。しかもロフトまで同じセッティングだ!
ザンダー・シャウフェレ
PW、52度、56度、60度
ウッドは2本に絞ってウェッジを4本。
ジャスティン・トーマス
46度、52度、56度、60度
セットのPWの代わりに、46度からウェッジ専用モデルで構成。
ババ・ワトソン
PW、52度、56度、60度
56度はバウンス12度。60度はバウンス8度をチョイス。
アーニー・エルス
PW、52度、56度、60度
52度と56度はバウンス10度、60度は8度でフェースを開きやすいセッティング。
CHECK!アマチュアにも60度は必要?
アゴが高いバンカーや上げて止めたい状況
アマチュアは“フェースを開く”“ロフトを立てて”というときほどミスしているはず。PWのフルショットはさほど苦手じゃないが、アプローチは苦手というのは調整しながら打たなければならないから。プロほど技術がないので、開かずに打てる60度は上げるショットを簡単にしてくれます。
撮影協力/ジャパンゴルフスクール
GOLF TODAY本誌 No.569 94〜95ページより
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