スコアを記録して気付いた、パターの1打の重さ

シングルを目指していた頃、スコアの足を引っ張っていたのは、ショットよりもパットでした。もちろん、OBを打ったり、アプローチでザックリしたりすればスコアは悪くなります。ただ、ラウンド後にスコアを見返してみると、思っていた以上に3パットが多かったのです。せっかくグリーンに乗せても、最初のパットを大きくオーバーして返しを外す。反対に、ショートしてまだ微妙な距離を残す。そういう3パットが1ラウンドに何回かあるだけで、ショットの内容以上にスコアが悪く見えてしまいます。

しかも私の場合、3パットをすると、そのホールだけで終わらないこともよくありました。せっかくパーオンしたのにボギーにしてしまった。もったいない1打を失った。そんな悔しさを引きずって、次のホールのティーショットを打つと今度はそこでもミスが出ることもありました。ドライバーで取り返そうとして振り急いだり、狙いが少し雑になったりする。そうなると、グリーン上の1打のミスが、次のホールのミスまで呼び込んでしまいます。

スコアを見返すようになってから、パットの1打は思っていた以上に重いと感じるようになりました。ドライバーは多くても14回前後ですが、パターは30回以上使うことが普通です。ナイスショットを1回増やすより、3パットを1回減らす。ロングパットを無理に入れにいくより、ショートパットをきっちり入れる。その方が、自分のスコアには効くと思うようになりました。

惜しいロングパットより、次が楽なパットを残したい

以前の私は、ロングパットでもかなり入れたい気持ちが強かったと思います。カップに届かなければ入る可能性がない。せっかくのバーディーパットなら、少しでもチャンスを作りたい。そう考えて、どうしても強めに打ってしまうことがありました。ところが、10歩を超えるようなロングパットは、そもそも簡単に入る距離ではありません。そこを無理に入れようとすると、曲がり幅を少なく見積もって強く打ったり、最後に手が動いたりして、カップを大きく通り過ぎてしまいます。

ロングパットが入らないことは、そこまで大きなミスではありません。

本当にスコアを崩すのは、入らなかった後にもう一度難しいパットを残してしまうことです。たとえば、カップを2メートルオーバーして下りや横のラインが残れば、次のパットはかなり難しくなります。最初のパットが惜しかったとしても、返しを外せば3パットです。ロングパットは、1回で決めるためのパットというより、2パットで上がるための1打目。そう考えた方が、私にはしっくりきました。

10歩を超えたら、入ったらラッキーでいい

今は、歩測で10歩を超えるロングパットになったら、基本的にはタッチ優先で考えています。もちろん、カップをまったく狙わないわけではありません。ラインも読みますし、入る可能性も残します。ただ、頭の中では入れることよりも、外した後に次のパットが簡単になるかを先に考えています。カップを点で狙うというより、カップを中心に半径1メートルくらいの円をイメージして、そこに収まればOKという感覚です。理想を言えば50センチ以内に寄せたいですが、10歩以上の距離から毎回そこを狙うのは簡単ではありません。上りの真っすぐに近い1メートルなら、次も落ち着いて打てますし、下りや横からの難しいラインでも1メートル前後に残せれば、ロングパットとしては十分だと思っています。

ここで大事なのは、入れにいかないことと弱く打つことは違うという点です。怖がってショートするのではなく、カップの近くで止まる強さで打つ。入ったらラッキー、外れても次が楽ならOK。そう思えるようになってから、大オーバーして返しを外す3パットはかなり減りました。こう考えていても、3パットが完全になくなるわけではありません。今でも1ラウンドに1、2回はあります。タッチを合わせにいったつもりでも、思ったより転がったり、反対に打ち切れなかったりすることはあります。そういう3パットはやはり悔しいです。ただ、そこで必要以上に引きずると、次のホールのティーショットまで悪くなります。ミスはミスとして受け止めて、できるだけ早く気持ちを切り替える。そこまで含めて、ロングパットで3パットを減らすために大事な考え方だと思っています。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

もう少しでシングル(ペンネーム)

東京都内在住の50代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは4.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営(https://low-handicapper.com/)。