吉﨑マーナは今シーズンポイントの95%をラストチャンスで稼ぎ149位→24位に浮上!

第1回リランキングで大躍進したのは吉﨑マーナです。ルーキーイヤーの今シーズンは地元沖縄での開幕戦「ダイキンオーキッド」で45位となり9ポイントを稼いだものの、その後出場した4試合は予選落ち。

「ニチレイレディス」は暫定リランキング77位で迎えました。

QTランキングは149位なので自力でツアーに出場することはまず不可能。

「ニチレイ」は主催者推薦選考会で8人の枠の最後のひとりを同スコアで並んだ5人で争い、カウントバックで出場資格を手にしました。

5打差の11位で迎える最終日は「優勝を狙います」と前日に話していた通り、65で回って首位に並んでプレーオフへ。

イ・ミニョンに敗れたものの2位で稼いだ105ポイントは今シーズントータルの実に95%!

リランキングで24位に浮上して9月の「ミヤギテレビ杯」で実施される第2回リランキングまでの出場資格をゲットしました。

まずは目標達成、かと思いきや「達成感はないです」とキッパリ。

「まだまだ足りないところがたくさんあるので、しっかり考えて来週からまた頑張りたいと思います」と優勝をめざすことを宣言しました。

1位の政田夢乃 2位の吉澤柚月の意気込みは?

1位の政田夢乃は「ニチレイ」では1打差でプレーオフに残れず。

「ヨネックスレディス」も2位と優勝にあと一歩に迫っています。

獲得ポイントはシード獲得のボーダーラインにほぼ達成していますが、昨オフに契約するキャロウェイのイベントで佐伯三貴さんから「シード権を気にしているようじゃダメ、と言われたので優勝とか(ランキング上位しか出られない)リコーやTOTOをめざしたい」と高みをめざす心意気を明かしました。

2位の吉澤柚月も「リゾートトラスト」で河本結とのプレーオフに進んだものの2ホール目で敗れました。

それでもQTランキング76位から大きくジャンプアップして「主催者推薦選考会に出るとその日に一番神経を使うので、確実に出られてそれがないのは嬉しいです」と「ニチレイ」後に話していました。

さらに「毎週トーナメント会場で練習できるのは大きいです。すごく上手くなるためにある環境。主催者推薦選考会でダメだと1日とかしか練習できないですけど、試合に出れば1週間ずっと練習できますから」と、現在でもリカバリー率2位。パーセーブ率5位。1ラウンドあたりの平均パット数6位などの堂々のスタッツがさらに良くなって初優勝を手にする可能性も十分にありそうです。

2026 第1回リランキングの主な選手

順位氏名ポイントQTランキング
1政田夢乃456.654
2吉澤柚月410.2176
3藤本愛菜356.1621
4川﨑春花281.2515
5川岸史果249.586
7福山恵梨248.933
8仲宗根澄香232.8547
9森井あやめ231.6712
10宮澤美咲228.0722
13倉林紅181.901
24吉﨑マーナ111.00149

昨シーズンはリランキングトップ10の3人が初優勝

昨シーズンの第1回リランキングを1位で通過したのは菅楓華でした。

史上初の開幕戦から3戦連続で最終日最終組で回るという史上初の記録を作ったものの優勝には届かず。

それでも「第2回リランキング」が実施される「ミヤギテレビ杯」で嬉しい初優勝しました。

昨シーズンは2位の荒木優奈。4位の仲村果乃も初優勝することができました。

今シーズンは何人が優勝することができるでしょうか。

第2回リランキングに向けての目標は?

次のリランキングのタイミングは9月の「ミヤギテレビ杯」となります。

以後は秋分の日を過ぎ、晩秋に差し掛かっていくとあって日照時間の減少とともに各試合の出場枠も減るので、終盤の試合に出るには30位以内に入ることが目標となります。

さらなる目標はポイントランキング50位以内に入ってシード権を獲得すること。

昨シーズンは優勝した前出の3人と葭葉ルミ、山城奈々の第1回リランキング時点でのトップ5はシード権を獲得することができました。

一方で6位のセキ・ユウティンは第1回リランキング後の16試合で予選落ちが6回。

トップ10はなく、最終ポイントランキングは68位。

7位の宮田成華も第1回リランキング後の20試合で予選落ちと棄権が計11回。

最終ポイントランキングは67位でした。

一方で9位の吉田鈴はシード獲得に1ランク届かない最終ランキング51位。

その悔しさをバネに臨んだ今シーズンは「ヨネックスレディス」で見事に初優勝を挙げました。

リランキングで上位になり、コンスタントに試合に出ることができて優勝やシード権を手にすることができるのか。

再びQT行きとなりそこで不振だと来シーズン試合に出ることもおぼつかなくなります。

リランキングをクリアしたのもつかの間。気を抜けない戦いは毎週続きます。

(文/森伊知郎)