ヘッドスピードによって飛ぶモデルが違った

今年は例年以上にドライバーが盛り上がっている。キャロウェイからは三層フェース、ミズノからはナノアロイフェースなど新テクノロジーが登場。PGAツアーでは『Qi4Dシリーズ』が大活躍している。
話題になっているドライバーはたくさんあるが、1番飛ぶのはどれなのか? 今回は石井良介にヘッドスピード43m/s台で打ったもらった結果と、ヘッドスピード40m/s台のアマチュアの飛距離を総合して53本の中で飛距離が出ていたベスト10を発表。その結果について石井は、
「やっぱりキャロウェイとテーラーメイドは強いと思いましたし、コブラも予想通り上位にきましたね。それと国内メーカーの『ゼクシオ14』『JPX ONE』『BX1 ST』なども健闘していました」
トラックマンで計測するとヘッドスピード43m/sで打つとイマイチだけど、40m/sの人が打つと飛ぶドライバーもあった。そのあたりも注目してほしい。

『JPX ONE』はヘッドスピード43m/s前後で打って、ボール初速が65m/s前後。ミート率は安定して1.48を超えていました。この数字は海外メーカーにも負けていません。

『ゼクシオ14』はヘッドスピード38~40m/s前後で打ったときがスピン量が適正になって、ボールスピードが上がったことを実感できる。やさしいドライバーから飛ぶドライバーになった。

『OPTM LS』は数年前の『LS』に比べるとやさしい。バックスピン量も2200回転以上で極端なロースピン設計にはなっていません。私が打つとキャリーで230ヤードを超えました。

『GT3』は『GT2』と比較すると打ち出し角は2、3度くらい低くなり、バックスピン量も300回転くらい少ない。結果として『GT2』より飛距離性能のポテンシャルは高いと思います。

『OPTM X』はミート率は1.5近く出ていますし、バックスピン量も2500回転と安心感があります。最近の『コブラ』は一発の飛びではなく、平均飛距離が伸びています。

『BX1 ST』はスピン量が海外メーカーのLSと同等レベルで、ある程度のヘッドスピードがないと打ちこなせないドライバー。ヘッドスピード43m/s以上の人が飛ばせます。

『クアンタム ♦♦♦』は1番の魅力はやはりボールスピードです。芯をとらえたときの“一撃”はミート率が1.51まで出て、今回の53本でボールスピードトップクラス、飛距離も260ヤードを超えていました。

『Qi4D LS』はF1カー。ミスヒットしたときは曲がり幅が大きい。ただし、上手く打てたときのポテンシャルはNo1。ヘッドスピード43m/sでボールスピードが65m/sまで出ていました。

『Qi4D』のコアモデルはバックスピン量が2000 ~2200回転くらい。『Qi35』と比較しても300回転くらい少なくなりました。形状やスピン量は『Qi10』のコアモデルに近くなった印象です。

1位の『トリプルダイヤモンドMAX』は私も購入済みです。今までのトリプルダイヤモンドユーザーだけではなく、「MAX」を使っていたゴルファーでも使える寛容性があって飛距離性能がトップクラスでありながら安定しています。

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