「4ホールぐらいずっと緊張していた」
日本人7人目のメジャー制覇を達成してから2週間。
一躍、時の人となってティーイングエリアに立った桑木は注目の第1打をフェアウェイに運びます。
それでも「スタート前から4ホールぐらいはずっと緊張していました」とホールアウト後に明かした通り、130ヤードからの2打目はグリーンをキャッチしたものの、スピンで花道に戻ってしまいます。
さらに1メートルのパーパットは大きく右に切れてボギー発進となりました。
3番パー3はティショットを左のラフへ外し、アプローチは4メートルほどオーバー。
パーパットは今度は左に切れてここもボギーとして、順位は100位台になってしまいました。
4番、5番、7番はバーディーパットがわずかにカップ横を抜けます。
アプローチがわずかにショートした6番は同組の菅楓華と河本結が長いバーディーパットを決める、もどかしい展開が続く中でようやく自身の初バーディーが出たのは8番パー3でした。
ティショットをピン奥4メートルにつけると軽い下りのラインをジャストタッチで決めます。
後半になると「徐々に自分らしくプレーできたかな、と思います」の言葉通り、12番パー3で1.5メートルのチャンスを確実に決め、16番パー5は3打目がもう少しで入るバーディーを奪います。
「絶対にアンダーで回りたい」強い気持ちで、最難関ホールでバーディー
さらに17番パー3では「絶対にアンダーで回りたかった」思いが込められたような強めのタッチで、この日の難易度1位だったホールをバーディーとしました。
初日のバーディー数は435! 今シーズン3番目、史上15番目のバーディー合戦
初日に記録されたバーディー数は435で、今シーズン3番目。
ツアー史上でも15番目となる多さでした。
その展開で1アンダーの60位発進となった桑木は「緊張で出遅れてしまってバーディーとれなかったのが悔しいですけど、明日以降は緊張しなくなると思うのでたくさんバーディーを取りたいと思います」と巻き返しを誓いました。
初日の首位はトーナメントコースレコードタイの11アンダーをマークした安田祐香。
2アンダーで46位タイと、3週前の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で記録した予選カット(今大会は第2ラウンド終了時点の50位タイまで)史上最少スコアの5アンダーを更新する可能性もある伸ばし合いです。
2日目は“裏街道”の10番スタートとなりましたが、この日3バーディーを奪ったインを先に回ると前向きにとらえて、序盤から伸ばしていきたいものです。
(文/森伊知郎)














