リランキング60位台で出場可能→第2回リランキング後は20位台に“縮小”も

シード権を持たない選手のツアートーナメントの出場順位を決めるのが、年末に行われるQTでのランキングです。

このランキング対象選手と前年シードを獲得できなかった“次点”(ポイントランキング51~55位)の選手のシーズン開幕後の獲得ポイントによって優先順位を入れ替えるのがシーズン中に2回実施されるリランキングで、第1回は6月の「ニチレイレディス」まで。

第2回は9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が節目となります。

昨シーズンの実績だと「ソニー日本女子プロ選手権」ではリランキング68位の選手まで出場することができました。

それが第2回リランキング以降は日照時間が減っていくこともあり、10月の「スタンレーレディスホンダ」では43位の選手まで出られたのが、フルフィールドの最終戦となる「大王製紙エリエール」では27位まででした。

リランキング何位まで出られるかは上位選手がどれだけ欠場するかなどにもよりますが、概ね30位以内に入ることが第2回以降の試合にコンスタントに出ることができる目安となります。

第2回リランキングで30位内に入ることが終盤戦出場への目安

第1回のリランキングからは倉林紅(資生堂・JALレディス)、加藤麗奈(大東建託・いい部屋ネットレディス)と吉澤柚月(北海道meijiカップ)が優勝してリランキングから“卒業”しました。

「NEC軽井沢」終了時点の最新(暫定)リランキング1位はルーキーの藤本愛菜で、2位は3年目の政田夢乃と若い選手が続きます。

3位の仲宗根澄香はシーズン4回のトップ10などで、47位だったQTランキングから大きくポジションを上げ、5シーズンぶりのシード権獲得も視野に入る位置になってきました。

仲宗根のようにQTランキングから大きく上がった選手には福田萌維(54→12位)やセキ・ユウティン(44→13位)などがいます。

QT、第1回リランキングからジャンプアップした選手は

また第1回リランキングからの7試合でランキングを急上昇させた選手には神谷桃歌(45→9位)、蛭田みな美(43→18位)といった選手の名前があります。

最新の暫定リランキングで30位の平塚新夢から40位の高橋しずくまでは41.25ポイント差。

49位の池ヶ谷瑠菜までは63.01ポイント差です。

これは3日間大会の10位(41ポイント)。5位(60ポイント)でほぼ追いつくことができる差です。

4日間大会は1.5倍に。国内メジャーの「ソニー日本女子プロ選手権」は獲得ポイントが3日間大会の倍となるので、ここで大きく変動があるかもしれません。

昨シーズンは9月に入ってからリランキング対象選手だった荒木優奈と菅楓華が初優勝しました。

毎週入れ替わる「暫定リランキング」からは常に目が離せない熱い展開が続きそうです。

(文/森伊知郎)

暫定リランキング主な選手(NEC軽井沢72ゴルフ終了時点)

順位 選手名 ポイント
1 藤本愛菜 667.81
2 政田夢乃 566.10
3 仲宗根澄香 542.35
10 川﨑春花 287.32
20 岩井明愛 181.00
25 古家翔香 165.82
30 平塚新夢 129.88
40 高橋しずく 88.63