T島 : 以前アイアンの賞味期限について書きました。かなり長いのですが…、その次に長いのは何でしょうね?

金子: アイアンより賞味期限が長いというのは、パターぐらいですよね。パターは50年ぐらいですか(笑)もっと長い?ウェッジは消耗度合いが高いので性能というより、消耗度合いで短くなる。そうなるとフェアウェイウッド、ユーティリティでしょう!

T島 :正解です。フェアウェイウッドとユーティリティですね。コレ2回に分けるとネタを考えなくて良いのですが、ほぼ同じ内容になってしまうので一緒にやりましょう。

金子 :(笑)そうですね。フェアウェイウッドやユーティリティを“変えられない”というツアー選手は非常に多いです。アイアンよりも多いかも?

T島 :ツアープロの場合、アイアンも消耗度合いがアマチュアに比べると、恐ろしく激しいです。練習も芝の上からしますし、打つ球数も半端じゃないです。

金子 :フェアウェイウッド、ユーティリティを選んだ理由がわかりました。大手メーカーは、2年、もしくは1年に一度のモデルチェンジサイクルですが、パーツメーカー(地クラブ)は、全然長いですよね。ロングセラーのモデルが売れないか?と言われれば全然そんなこと無い。例えばロッディオのフェアウェイウッドやユーティリティは発売以来売れ続けて、ユーティリティは9年経って新しいモデルが出てもラインナップに残っています。

T島 :ツアープロも同様で、10年前のモデルを平気で使っている。長く使う理由はとにかく一緒に修羅場をくぐり抜けた回数でしょう。経験という性能。同じぐらいの性能、もしくはちょっと優れているぐらいなら、経験があるほうを選ぶ。割れたり破損したり、もしくは遥かに超える性能がある場合以外は変えないと思う。

金子: ドライバーと違う点は、“飛距離が出れば良い“という点ではないこと。思い通りの球が出てくれ無いと困る。という基準が違うということもありますね。

T島: アマチュアは、何でも飛ばしたがるけど、地面からグリーンを狙うクラブは、飛距離よりも大切なものがある。とは言え飛ばしたい気持ちはわかります。

金子: そうですね。特にシニアや女性ゴルファーの方はフェアウェイウッドとユーティリティは生命線ですから、“安定して飛ばしたい“という思いが強いので、どうしても新製品に目が行きます。ですよね? T島さん!

T島 :あっ…そうです。フェアウェイウッド、ユーティリティが調子良いと70台出でしまうわけです。ダメな時は地獄ですけど。しかし新製品をコロコロと買い替えても絶対に上手く行かないですけどね。モデルが変わる=シャフトが変わる。純正シャフトガチャです。フェアウェイウッド、ユーティリティが苦手な人がやりがちな負の連鎖。

金子: ヘッドのシャフトも変わってしまうと、それは福引きで大当たりが出るのを待つしか無いぐらいの確率です。

T島 :そうです。中古ショップでもやさしい3Wを求めて買い替えまくったお爺さんがいらっしゃいました。売って買うと差額で済むからコスパが良く感じますが、残念ながら無駄な旅でコスパは良くありません。

金子: “経験者は語る“ですね。まずはシャフトを決めましょう! ですか?

T島: 正解です。ガチャを止めるにはシャフトを決める。そこからヘッドを選び、長く使うことで経験という性能を手に入れる。

金子: はい。我々大蔵ゴルフスタジオと一緒に見つけましょう。

T島: 歴代の名機を中古で買う。いかにもコスパが良さそうです、安いし…冷静に考えて下さい。その名器を使い倒していて、くたびれてきたから予備を買おう!というなら話は別です。今更、新たにその名器を買っても何も解決しません。

金子: 10年経っても通用する性能。と良くT島さんが、中古の記事で書いていますけど(汗)

T島: 確かに名器は存在します。そういうモデルはツアープロがこっそり使っていたりする。でもそれはあなたにとっての名器なのか? という点をまず考えて欲しい。15年前のモデルが現在でも性能は劣らないというのは名器でしょうね。でも圧倒的に優れているわけではない。“今のモデルと遜色ない”という点です。もう一つ言うと、どんな有名なプロが選んだ名器より、私にとっても名器が欲しいのではないでしょうか?

金子 :そうですね。名器を持っているだけでは有効ではないです。性能を活かせなければ自分にとっての名器ではありません。

T島 :過去の名器を買わなくても、今使っているモデルを自分に名器にできる可能性があるわけです。まず自分にとっても名器はどんなものかを知る必要があるね。

金子: そうですね、シャフト選びはとても重要です。あと一緒に戦っていく為の愛着が湧くものが良いですよね。

T島 :そうなの、長く愛せるものが自分にとっても名器です。

金子: クラブを買い替えるよりも育てるという感じでしょうか?

T島: 育てるとか面倒くさいという方は、フィッティングを受けるとかなり近づくと思います。あとはあなたが育てるだけ。

金子: もちろん今、お持ちのフェアウェイウッド、ユーティリティの不満点を消すだけでも、名器になる可能性があります。こちらもフィッティングで…

T島 :コスパを考えると、過去の名機を買っても、どうせリシャフトするわけで、お値段普通になってしまうわけです。

金子 :しかしフェアウェイウッドの悩みが深すぎて、フェアウェイウッド買いまくっているT島さんがコスパを語るのは違和感が…

T島 :ピン「G440MAX」フェアウェイウッドを買ってカチャカチャしまくっております。シャフト選び楽しい。

金子 :一番、コスパが悪いのはT島さんかもしれません。

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷

住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内

営業時間:11:00〜19:00

定休日:毎週月曜日

TEL:03-6413-9272

https://www.ogs-p.jp

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