「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2026」3日目

「久しぶりにひどいゴルフ」も首位守る

2位に1打差の単独首位からスタートした香妻は1番でバーディー発進するも4番ではティショットを右の林に曲げてダブルボギーを叩いてしまいます。

5、6番の連続バーディーで取り返すも7番はティショットを左の林に曲げてボギーという展開に「久しぶりにひどいゴルフをしてしまった感じで、何をやってもうまくいかなかった」とこの日のプレーを振り返りました。

上がり2ホールの連続バーディーで首位を守り「明日(最終日)につながるんじゃないかな、という気がします」と言いながらも、予選ラウンドの2日間は83%だったパーオン率が55%に低下したこともあり「今日のショットだと不安しかないです」と話しました。

2024年に続く大会2勝目狙う

香妻は30日の最終日は、2024年以来の大会2勝目(ツアー通算4勝目)を目指してプレーすることになります。

「KBCオーガスタ」 で複数回優勝している選手は過去に6人います。

そのうち、大会が芥屋GCで開催されるようになった1992年以降に達成しているのはジャンボこと故尾崎将司さん(1996~1998年)。伊澤利光(2000、2005年)、池田勇太(2009、2015、2017年)の3人となっています。

いずれもそれぞれの時代に強さを誇った名手たちです。

ですが、尾崎さんが1996年から3連覇しているのに対して伊澤は初優勝から2勝目まで5年。池田は6年かかっています(※尾崎さんの大会初優勝は九州志摩CCで開催された1990年)。

香妻が芥屋GCでの大会初優勝から2年で2勝目を挙げることができれば、尾崎さんに次ぐ優秀な成績を収めることになります。

ジャンボ尾崎さんに次ぐ短期間での2勝目達成なるか

尾崎さんは芥屋GCで3連覇したシーズンはすべて賞金王になっています。

3連覇の最初の年、1996年は出場7試合で4勝。そのうち2勝が完全優勝という成績で芥屋GCに乗り込むと初日64で首位に立つとそのまま勝ちきり、ここでも完全優勝を達成します。

そして11月の「ダンロップフェニックス」ではプロ通算100勝目を挙げる無双状態でした。

香妻は初日が首位と1打差の3位だったので完全優勝はなりませんが、2日目以降は首位を守り切っての“準完全”ともいえる勝利を飾りたいところです。

短期間での大会2勝目に期待。

最終日最終組は優勝した2年前の今大会以来

香妻にとって最終日最終組は優勝した2年前の今大会以来となります。

この時と、その前に優勝した2022年の「東建ホームメイトカップ」も首位スタートから逃げ切っての勝利でした。

同じ九州の宮崎出身ということもあり「地元の九州で優勝を飾れたらいいと思います」と意欲を見せます。

2年前の優勝は最終日に17、18番を連続ボギーとして、小斉平優和とのプレーオフを制してのもの。

今回は強さを見せられるようにしたいものです。

(文/森伊知郎)