2打差2位発進→前半で5バーディー奪う!

最終組のひとつ前で最終日をスタートした佐久間は1番で11ヤードを決めてバーディー発進します。

今週はグリーン上が好調だったのに加えて「あのパットが入ってくれたのは大きい」と自信を持てたことでその後も5番で15ヤード。7番でも7ヤードを決めるなどして前半で5バーディーを奪います。

18番パー5も4ヤードを沈めてバーディーフィニッシュすると、最終組で回っていた桑木志帆に2打差をつけて、開幕戦の「ダイキンオーキッド」以来となる今シーズン2勝目を挙げました。

ポイントランキングは5位から2位に浮上

4日間大会での優勝ということで300ポイントを獲得してランキングは5位から2位に浮上しました。

それでも「AIG全英女子オープン」優勝で年間女王争いで独走状態の桑木が単独2位となって180ポイントを獲得したことでポイント差は約700点。

これは国内メジャー(400ポイント)と4日間大会(300ポイント)での勝利を合わせたほどの差があります。

その状況にも佐久間は優勝会見で2年連続女王について聞かれると「諦めていないです」とはっきり言いました。

全英Vの桑木志帆に大差つけられるも、2年連続年間女王は「諦めていない」

もちろん現状のポイント差はわきまえていて「2年連続が少し遠のいているのはわかっています」と言います。

その上で「まだ(国内)メジャーが3つ残っていますし、そこでどれだけ勝てるかに集中しえ残りの試合は臨みたい。この優勝がそのきっかけになってくれるんじゃないかと思っています」と逆転女王への意欲を語りました。

「国内で無双してアメリカへ」

桑木を逆転するためには残りの国内メジャー3大会に全て勝つぐらいのことが必要になってきそうです。

それを本当にやれば「伝説」の域に達するといえます。

さらに今シーズン中に一度は健闘したアメリカLPGAツアーへの挑戦について「8割ぐらいは(Qシリーズ=予選会を)受けないと思います」とした上で「日本ツアーでもっと無双しない限りは向こう(LPGAツアー)では戦えない」と言いました。

佐久間は昨シーズン、2位に550ポイント超の差をつけて年間女王になりましたが、これをもってしても「全然、まだです」と満足していません。

ランキング首位の桑木志帆は「日本女子プロ」での雪辱めざす

この佐久間を迎え撃つ形になる桑木は前週の「CAT Ladies」で3位。「ニトリ」で2位となり「メジャーも近づいてきているし、すごく良いリズムでラウンドできていると思うので、しっかり自信を持って頑張りたいと思います」とホールアウト後に話しました。

次戦はスキップして次の試合は国内メジャーの「ソニー日本女子プロ選手権」(9月10~13日、石川県・片山津CC白山コース)となります。

昨年の大会は首位タイで最終日をスタートしながらプレーオフで金澤志奈に敗れるという悔しい経験をしました。

その雪辱を果たしたい気持ちは人一倍強いはず。

その強い思いが佐久間の前に立ちはだかりそうです。

昨年の女王VS今年のメジャー覇者の激闘で盛り上がりは間違いなし!!

今年のメジャー覇者と昨年の女王が、それぞれに高いレベルでの決意を持って秋以降の試合に臨むとなればツアーがこれまで以上に盛り上がることは必至です。

徐々に秋が深まっていく気候とは真逆にますます熱くなる女子ツアーに注目です。

(文/森伊知郎)