【思考法のコツ】トップとダフリのどっちのミスが許せるかを決めて打とう!
これなら大丈夫と自分に暗示をかけることも大事
90切りを目指すゴルファーにとってフェアウェイバンカーからのショットは結構ハードルが高い状況です。ナイスショットを打とうとしてプレッシャーを背負うと取り返しのつかないミスが発生しやすく、大叩きしてしまうハメとなります。
フェアウェイバンカーからのショットでは、私はアマチュアの方々に「ショットに幅を持たせましょう」とアドバイスしています。基本的にはボールの赤道の少し上に当てればナイスショット、またはハーフトップ気味の当たりとなる。トップならバンカーのアゴがよほど高くない限り、ボールがバンカーから出るし、よく転がって距離を稼げるから結果オーライです。
だけども皆さん、ナイスショットしか狙っていないからボールの頭を叩いてチョロも出るし、ボールの手前を打って大ダフリにもなりやすい。フェアウェイバンカーでもアゴが高いケースもあります。そんなときは赤道の上を打ってしまうと高さを出せません。少々ダフったほうが高さを出しやすいのでアゴが高ければナイスショット、もしくはダフリ寄りにショットの幅を持たせましょう。イメージ的には「少々ダフってもOK」です。逆にアゴが低かったりボールがアゴから離れていたら「トップしてもOK」です。してもいい側のミスなら全然OKという具合に許容を持たせるのです。

「ボールにちゃんと当てなくちゃ」とか「こんなミスをしてはいけない」などと自分を縛るとアゴが高い場面でトップが出たり、アゴが低い場面で大ダフリして距離が全然出なかったりしやすいのです。「このケースならちょっとくらいトップしても大丈夫!」、あるいは「この場面は少しダフっても安心!」といい聞かせてスイングすれば結果が大きく違ってきます。前にもいいましたが、メンタルの大原則は自分をラクにすることにあります。「こうすれば大丈夫!」と暗示をかけるだけでもフェアウェイバンカーのショットがあまり苦にならなくなるでしょう。

北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。















