飛距離が落ちる原因とは何?
飛距離の三原則のひとつである、ボールスピードが落ちることでその距離が落ちているというのが実情です。
そして、そのボールスピードの低下で最も大きな要因は、ヘッドスピードの低下が考えられるでしょう。
そう考えても、やはり、年齢とともに力がなくなって、クラブが振れなくなってヘッドスピードが落ちているのでは? と考えがちですが、もう少し、別の角度から考察してみましょう。
体力でなく、運動神経が原因?
一般的には、
- 年齢による体力低下
- 筋力低下
で、振る力は落ちていくでしょう。これは抗えない原因として考えられています。
ですが、年齢を重ねることで、以前と同じように身体を使えなくなったり、筋力を効率よく使えなくなったりするのは致し方のないこと、とあきらめていませんか?
もちろん、30代よりも40代、40代よりも50代、50代よりも60代と年齢を重ねるごとにこれらの能力が上がっていく人は稀です。
ここで、もう一つ落ちていく能力である、運動能力(運動神経)にも注目してほしいです。
同様に、反射神経や、柔軟性による対応能力なども落ちていくことも考慮しなければならないでしょう。
ところが、皆さんは、力が落ちた、筋力が落ちた、という部分に気を取られすぎてしまい、この、柔軟性、対応能力の低下を少し軽く見られている傾向があると考えています。
いやいや、そんなことない、普段の生活では気づいている!という方でも、結果的に、そこを気にせずに、クラブスペックを替えている方が多いと考えています。
それはどういうことかというと……
例えば、今まで使っていたクラブの調子はまずまずだったとしましょう。
調子のよい時は、気づかないのですが、そのクラブが本当にピッタリ合っていた? とは言えない場合があります。
実は、そのクラブに「自分の対応能力で合わせていた」という可能性があるんです。
若いころは、特に体が柔らかいころは、多少の合わないクラブでも、それに合わせる能力(運動神経・運動能力)が十分にあり、使いこなせていた可能性があるということなんです。
それが、年齢とともに、体も固くなってきて、それらの合わなかったクラブに合わせることができなくなってくる、ということが起こりえます。
つまりクラブの特性に対して、
- 運動能力
- 感覚
- 身体の使い方
によってピッタリではないクラブに対応していた。
実は「クラブが合っていた」というより、「自分が合わせることができていた」
という状態だった可能性があるわけです。
しかし、年齢とともに、
- 運動神経の低下
- 柔軟性の低下
などによって、今までできていた「合わせる」という動きが難しくなり、以前は打てていたクラブが打てなくなってくることになります。そうなると、たいていの方はどうするかというと、より合わせる動きをしようとしていきます。
その合わせるために、多くの方は、スピードを落とすということをしてしまいます。
これは、意識をしているわけではなくても、結果的に合わないものは速く振れば当たりませんから、当たるようにするために、当てられるスピードまで落とす、ということを自然にしてしまうわけです。
ところが、多くの人はここで、
「クラブが重くなったから振れなくなったのでは?」と考えてしまうわけです。
もちろん、力も低下していますから、重すぎるクラブはそれ自体でもスピードを落とす原因です。なので、「年齢とともに軽くする」ということ自体が間違っているとは考えていません。
重要なのは、どうやって軽くしていくのか?になります。












