T島 :ようやくグラファイトデザイン「 ツアーAD EK」を試打することが出来ました。

金子 :YouTube動画も撮影できましたね。T島さんのクルマと同じ色ですね。グラファイトデザインさんは、色でシャフトの性格を表すトレンドに乗っていません。

T島: 赤が先調子、青が中調子、黒が元調子と言うトレンドですね。三菱さんのディアマナが元祖かと思います。ぶっちゃけますけど…そもそも〇〇調子だけで性格が把握できるほど、単純じゃないのがシャフトの世界。血液型占いは4種類で分類していますが、4つに分類できないのと同じです。

金子 : そうですね。「ツアーAD EK」は中調子ですが、「スピーダーNXホワイト」は先中調子と表記されます。もう少し細かく分類すると先調子、先中調子、中調子、中元調子、元調子。と5分類になりますね。

T島: 面白いのが打った感想を文章化すると「ツアーAD EK」と「スピーダーNXホワイト」は凄く似ているシャフトなのです。中調子ですが先端が動きもあるシャフト。少し具体的に書いてもまだまだ伝わらない。

金子: そうですね。中調子、先中調子と5分類しても、具体的に文章化してもまだまだシャフトの具体像が見えません。

T島 :どうしても擬音が多くなるしよね。YouTube動画でも非常に苦労するところです。

金子:「ツアーAD EK」は中調子ですが、じんわり手元側のしなり感もあり手元が硬いわけではありません。そして先端の動きはありますがインパクトまでスピード感があります。そこからはぶ厚いインパクトでボールを押してくれる気がします。

T島: インパクトを作りに行くゴルファーには向いている感じです。

金子: 「スピーダーNXホワイト」は、先中調子なのに手元のしなり感があります。そしてインパクト付近でヘッドが走るスピード感があります。インパクトを作りにいくというスイングの中にインパクトが有る人に向くと思います。

T島: どちらも捕まりがいいが左には行かない。コレも同じです。打った感じはどっちも飛距離が出そうな印象ですね。

金子 :そうなんです。同じような見出しが付きそうなシャフトですが、意外と違うんですよ。

T島: 「ツアーAD EK」はしっかりしている印象があるので、少し硬さを抑えるかな。とかそんなポイントもあります。

金子: 硬さの表記も各社いやシャフトによっても違いますよね。大蔵ゴルフスタジオも、オンラインフィッティングを考えた時期があるですけど、やはり難しいです。

T島 :まあ事件は現場で起きているからです。シャフトは打たなきゃわからない。

金子: 同じ中調子でもUSTマミヤ「 ATTAS RX PURE BLUE」は、先端が今回説明した2つと比べて先端の動きが大人しいです。T島さんがエースシャフトに選ぶぐらいですから、左に行きにくいし、インパクトが安定しているのでフェアウェイウッドにも良いという。

T島: クセのない中調子。「THE ATTAS V2」も「ディアマナBB」も同じように言われますが、似ているようで違うんです。

金子 :「クセのない中調子問題」ですね。コレほんとにわかりにくいですよね。T島さんライターなんだからちゃんと表現して下さい。

T島 :これが難しい。正直無理と思っています。でもある程度はマッチするものが選べる。まずは傾向を知ることが大切です。まあまあそこから選べます。ベターなチョイスはできると思いますよ。

金子: そうですね。大蔵ゴルフスタジオはベターを求めるお客様よりベストを探しているお客様が来られていますから妥協できません。   

T島 :そして正直ついでに言いますけど。シャフトは重さと硬さが変わると特性も少し変わります。40gのSと50gのSは10g重くなっただけではありません。もちろん同じモデルなので極端に特性が変わることはありません。でも同じではありません。

金子: 重さだけ違って特性が同じだったらシンプルなのですけれど。意外と変わるシャフトも多くて。大蔵ゴルフスタジオが同じモデルの重さと硬さ違いを全部揃えることにしているのは、特性が違うからです。

T島 :あと重さと硬さが変わるとゴルファー自身の感じ方も変わってしまうから、この微妙な差がシャフト選びに意外な影響を及ぼす。

金子: 微妙ですよね。T島さんが今回の「ツアーAD EK」を選ぶなら5のR1って言っていました。でも「スピーダーNXホワイト」を選ぶなら 60のSRと重さも硬さもモデルで意外と変わっている。

T島: 「TENSEI 1K オレンジ Rip+」は50のSだし、全スペック打ってみると意外とスペックはばらつくんです。

金子: 以前はメーカーのカスタムシャフトといえば60のSが定番でしたが、今は50のSが増えています。でもそのスペックがスバリハマる人は意外と少ないのです。

T島 :ということでクラブメーカーのフィッティングや大蔵ゴルフスタジオなどのフィッティングスタジオが多くのシャフトとスペック違いを用意しているのです。

金子 :フィッティングでメーカーカスタムのスペックになる人はかなり少ないのです。

T島: そうだね。メーカーカスタム装着クラブってコスパは最強に感じるのですが、自分にマッチしていなければコスパは良くないわけです。

金子 :そうですね。ヘッドの性能も「ツアーAD EK」や「スピーダーNXホワイト」などのシャフトの性能も両方活かせないということになりかねません。

T島 :はい。シャフト選びに一般論は選び方の参考になりますが、実際はかなり危険があると言って良いでしょう。

金子: ベストを目指すならシャフトのモデル選びだけでなく、硬さ、重さにもこだわってほしいと思います

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷

住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内

営業時間:11:00〜19:00

定休日:毎週月曜日

TEL:03-6413-9272

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