今すぐ鏡でチェック!クラブは右肩と右ヒジの間から斜めに下ろすのが正解

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|スイングテクニック編 VOL.4

2023/03/08 ゴルフサプリ編集部



自分では正しい動きができていると思い込んでいたのが、ちょっとした勘違いからエラーを引き起こしてしまっているのはよくあること。今回は1軸のダウンスイングの軌道を学習し、ミート率アップを目指そう。飛んで曲がらないショットが打てる回数が増える。

GOLF TODAY本誌 No.564 94〜95ページより

ダウンスイングではクラブをインサイドから振り下ろします。飛球線の内側から下ろすのですが、「インサイド」と聞くと多くのアマチュアゴルファーはシャフトを寝かせてしまいがちです。クラブヘッドが極端に低い角度から下りてくると、インパクトでフェースが大きく開き、ボールは右に飛んでしまいます。

こうした悪癖を断ち切るには、シャフトを立てるイメージでダウンスイングするのがいいでしょう。垂直に立てて下ろすのではなく、飛球線の後方から見たときにクラブが右肩と右ヒジの間を通過するように、斜めの角度から下りてくるのが正しい動きです。

そのためにはバックスイングで右の肩甲骨を稼働させて右の胸を開くことです。右胸がきれいに開いたトップをつくれば、トップの位置から右ヒジをストンと落とすイメージでダウンスイングしやすく、クラブを適正の角度で振り下ろせるようになります。

鏡などを利用し、トップで胸が閉じないで開いているか、クラブが適正の角度から下りているか、などをチェックしてみましょう。