渋野日向子の強さ徹底解説｜今明かされる、シブコのすべて

渋野日向子
しぶの・ひなこ（RSK山陽放送）

• 生年月日：1998年11月15日（20歳）
• 身長：165㎝
• 体重：62kg
• 出身：岡山県岡山市
• 血液型：AB型
• プロ転向：2018年（90期生）
• 趣味：書道（準2段）、ソフトボール
• ゴルフ歴：8歳～
• 出身校：岡山県作陽高等学校（岡山県）

小林弘幸教授
自立神経のバランスが大きく影響するのがゴルフです。呼吸と血流の状態は自律神経に直結し、パフォーマンスを左右します。例えば、ラウンド中に怒ると呼吸が止まって血流も悪くなり、交感神経ばかり上がって地に足の着いたプレーはできません。一方、笑顔でいると表情筋が使われるとともに呼吸が深くなり、副交感神経が上がります。交感神経と副交感神経のバランスが整っているから、大舞台でも平常心で自分のプレーができるのです。これが渋野プロの笑顔の力だと思います。

森 守洋
原江里菜や福田真未を指導する、言わずと知れた名プロコーチ。
彼女を見ていると、プレー中には一切余計な思考を抱えていなかったように感じます。そう感じた理由としては、ジャッジから球を打つまでの時間が全くかかっていなかったから。1.5秒の中で行うスイングの動作の中に、雑念が入っていたら、あそこまでシンプルにクラブを振りきれないですし、あそこまで振り切れれば曲がらないですよね。

白戸由香
（日立ソリューションズ）
ステップアップツアー1勝。レジェンズツアー3勝。1988年から内野手として2年間日立ソフトウェアに在籍。
彼女の体力は、ソフトボールの基礎練習で培われたものだと思います。彼女のピッチングのフォームを見たことがありますが、体のしなやかさと、下半身のキレの良さに、球の重さを感じました。プレッシャーがかかるピッチャーというポジションは自分が投げることで始まり、自分でゲームを終えるところがゴルフに似ていて、あの度胸の良さもピッチャー経験が生かされていると思います。

申ジエ
（スリーボンド）
2008年と2012年に「全英リコー女オープン」を制している。
メジャーで勝てるのは、本当に名誉なことです。彼女は体力面で素晴らしい素質を持っていると思います。今はまだ若さゆえにパワーゴルフをしている時もありますが、これから色々なことを経験して学んでいけば、素晴らしいゴルファーになれます。注目の的となった彼女をみんなで支えていきたいですね。

ぺ・ソンウ
サロンパスでラウンドした時は、非常に頑丈で丈夫な選手だなと思いました。あの日本のメジャーで勝てたのが非常に良い経験になったのではないかと思います。