懐かしの「DUO」が現代版として復活! プロギア「RS DUO」は初速がすごい

T島 今回はタイトリスト「GTS」は素晴らしいけど、これから発売される日本メーカーの素晴らしいドライバーを2つ紹介します。まずはプロギア「RS DUO」です。

金子 「DUO」、懐かしいですね。私も昔買いましたよ。「TR DUO」、「TR-X DUO」、「DUO HIT」とか、「DUO」シリーズは人気でしたよね。プロギアはカーボンクラウンの先駆者でした。2000年ごろでしたっけ?

T島 そうです。2003年です。発売前にジャンボ尾崎さんが太平洋マスターズでぶっ飛ばして話題になりました。太平洋クラブ 御殿場コースの18番で残り距離はPWで打ったという話です。

金子 話題になりましたね。すごく売れましたよね?

T島 当時流行りのJ-POPのアルバムぐらい売れていたかも(笑)。なので“DUO”という名前だけで萌えます。

金子 純正シャフトも手元がしなって気持ち良かったんですよ。

T島 そうですね。M43(S相当)とかちょっとハードでしたけど(笑)。

金子 今回はフェースが「DUO」なんですか?

T島 カーボン+樹脂+接着剤+チタンの4層複合構造だそうです。

金子 T島さんがよく言う“複合素材のほうがありがたく感じる”というやつですね。

T島 ボールと同じで“何層だからエライ”という話ではありません。接着剤を数に入れるの!? と思いましたが、カーボンとチタンは溶接できませんからね。実は「RS DUO」は、この接着剤が非常に重要なんです。すごいテクノロジーですよ。

金子 試打ラウンドした時、めちゃくちゃ良かったと言っていましたよね?

T島 本当は言っちゃいけないんですけど、あまりに良くて言ってしまいました。まずボール初速が出ます。今はCT値がルールの目安になっていますが、その中でCOR値をいかに高めるかを各社が研究しています。確かに初速が出るんです。

金子 プロギアは2017年のルール適合問題以降、フェース全体を全品検査しているんですよね。

T島 そうです。正確に、しかも速く測定できる機器まで開発している。真面目か! と言いたくなるメーカーです。

金子 もう絶対に公認取り消しにならないという決意を感じます。

T島 そんな「RS DUO」は初速が出るし、スピンも適量なんです。打音はチタンらしいのに、ボールがフェースに乗る感触はカーボンフェースのよう。しかも雨でも滑りにくい工夫までされています。

金子 昨年秋ごろからツアープロも使っていましたよね。大槻智春プロが、このドライバーを気に入って契約したとか。

T島 そうです。飛びますし、打感もいいです。言うことなしです。

金子 T島さん的には「RS DUO」の3モデルのどれがお気に入りですか?

T島 真ん中の「RS」ですかね。「RS-F」は445ccで左のミスを嫌う人向け。「RS MAX」は慣性モーメントが大きくミスに強い。でも扱いやすさとのバランスがいいのは「RS」です。9度はDUOフェースとの相乗効果で本当に飛びました。

金子 大蔵ゴルフスタジオでも扱っていますので、私も打ってみます。

EPON「S:R」は名作理論を現代によみがえらせた注目モデル

T島 もう一つはEPONの「S:R」です。大蔵ゴルフスタジオでは扱っていませんが、これは皆さんに知ってほしいので取り上げます。

金子 大蔵ゴルフスタジオでも扱いたいんですけど、いろいろ事情がありまして……。

T島 そうですね。世田谷区だけで人口95万人もいるんだから、ゴルファーもたくさんいますので、EPONさんに言っておきます(笑)。

金子 T島さんがパーツブランドを推すのは珍しいですね。そういえば、ジャパンゴルフフェアでも試打されていましたよね?

T島 そうです。「S:R」はコンセプトクラブなんです。試打クラブをフルセットで借りてホームコースで使ったら、びっくりするぐらい良かったです。

金子 ブログも拝見しました。ヘッド内部までシャフトが入る構造で、1990年代のキャロウェイ「S2H2理論」を思い出しました。

T島 同じ長さでも実質的なシャフト長が長くなるので、ヘッドスピードが上がるし、シャフト性能も活かしやすい。狙った球が打てるんです。当てやすいから振り切れる。いつもと違うセカンドショットの景色に戸惑いました。

金子 フェース形状は独特ですが、構えてみると違和感はありませんね。しかも可変スリーブ付きです。

T島 そうなんです。当時のS2H2理論のクラブは、構えにくさや可変スリーブ非対応などの理由で姿を消しました。でも「S:R」はそのネガティブな部分を解消しながら、現代版として復活させています。

金子 理論はわかりました。でもT島さんは“結果が出るかどうか”が一番大事な人ですよね?

T島 もちろんです。EPON「S:R」も、プロギア「RS DUO」も、アベレージゴルファーからアスリートまで結果が出るドライバーだと思います。

すでにタイトリスト「GTS」を手に入れている金子さんが羨ましい限りですが、もし2026年のドライバーワールドカップがあるなら、監督・T島としては「RS DUO」とEPON「S:R」の2モデルを日本代表として選出したいと思います。

金子 あのぉ、勝手に代表監督にならないでください(笑)

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

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