おそらく、皆さんは、「実際にはミスショットも出るし、それは悪いスイングをしたからでしょ?」とおっしゃる方が多いと思います。
もちろん、人間ですから、そのヒューマンエラー的なミスは絶対になくなりませんが、かなりの方が、その直接の原因である、スイングが悪かった、意図したスイングができなかっただけ、と考えがちです。
結果的にはそのミスショットの直接の原因は、スイングが悪かったということはかわりませんが、その要因が、単純に動きが悪かったからということだけで終わらせずに、その先で、さらにその動きを引き起こした要因を考えて行くというお話にさせていただけると嬉しいです。
もちろん、当方はフィッター目線ですから、その先には、クラブがある、というように考えています。
まずは、その段階のお話に行く前に、実際にミスショットの代表例をその要因から考えて見てみましょう。
ミスショットの要因を考える?といってもピンとこないかもしれませんので、次のように考えて行ってみましょう。
- 直接の原因を知る
- その原因に至るスイングの悪癖を考える
- そのスイングの悪癖に至る要因を考える
としていきます。
具体的にミスの要因を考える
では、先ずは1つ目のミスショットを考えて行きましょう。
なんといっても、アマチュアの永遠のテーマである、スライス。ミスしてスライスが出たときを考えましょう。
スライスの直接の原因はただ一つです! それは軌道に対して、フェースがオープンになっていること。これだけです。
よく、卓球を例に挙げることが多いのですが、カットに右回転をかける際は、フェースを閉じませんよね? つまりフェースを開いた状態で左に振っていくことでスライス回転がかけられることが容易に想像できると思います。
なので、多くの方が、スライスの要因、と挙げるとこのカット軌道を思い浮かべることでしょう。
実際には、プッシュスライスもあるのですが、ここでは、この、カット軌道でスライスしすぎてしまったミスショット、を考えて行ってみましょう。
では次に、そのカット軌道になりすぎたスイングの要因を考えてみましょう!
やはり、その中で一番良く語られているのが、アウトサイドインになりすぎているというものではないでしょうか?
ここで、スイングのみを考えてしまうと、そのカット軌道を直せばいいんでしょ?となりますが、そうは簡単に行かないのは、皆さんよーくご存じのことかと思います。
もちろん、結果的には、そのカット軌道を修正しない限りは、このミスショットは無くなりません。
とはいえ、そのインパクトの前後だけの修正をしようと思ってもできるものではありません。まずは、その修正がしやすい状況をひとつずつ固めていくことが必要になっていきます。
その際の重要なピースがゴルフクラブである!と今日からなっていただけると嬉しいです!
それでは、もう少し順を追って考えて行きましょう。
まずは、スイングを順を追って検証していきます。
自分が意図したよりも、アウトサイドイン軌道になってしまった、もしくはまっすぐ振ろうとしたのに、アウトサイドインになってしまったということは、ダウンスイングで、すでに外から入ってきている、ということが想像できるでしょう。
そして、ダウンスイングが外から入ってきている、ということは、切り返しの時点で、その動きがすでに発生しています。
そして、その切り返しになるためには、やはりトップ、そして、バックスイング、さらに言えば、始動からその要因はあると言っても言い過ぎではないでしょう。
もっと言ってしまえば、その始動になる要因は、アドレスにあるということになります。
一般的なスイング理論でも、やはり、アドレスの重要性というのが語られるというのは、こういう意味合いになります。
現象としての、スライスという結果は、単にインパクト前後のことだけを考えても修正できません。
その要因の大元である、アドレスから見直していかないと、なかなか修正には結びつかないと言えるでしょう。
もちろん、プロや上級者のようになると、極端に言えば、どんなアドレスからでも様々な球筋を打つことが可能とは思いますが、だからと言って、その球筋を打ちやすいか?というと、打ちやすくするための、アドレスは、必ずあるわけで、何でも打てる、というやり方を覚えるのではなく、やりやすいアドレスを目指した方が、意図した球筋、ミスしにくいスイングというのを目指せると考えていただけると嬉しいです。
なので、まずは、自分が意図しないミスショットが出にくいアドレスをすること、というのを目指しましょう!















