1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. 飛距離
  4. 飛ばしたいならテークバックは「おヘソの回転」で始動!

飛ばしたいならテークバックは「おヘソの回転」で始動!

三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」VOL.3 飛ばしのテークバック

2020/10/04 ゴルフサプリ 編集部

2011年の日本女子プロなどツアー通算4勝。屈指のロングヒッターとしても知られた三塚優子が、ドライバーの飛ばしのテクニックを親切レッスン。飛距離が出なくて悩んでいるゴルファーにとって、最高のクスリとなること請け合いだ。第3回目はテークバックをスムーズに始動させるコツを教えてもらおう。

三塚優子
みつか・ゆうこ/1984年9月21日生まれ、茨城県出身。172センチ。埼玉栄高校ゴルフ部を経て2007年プロ転向。11年の日本女子プロなど通算4勝。現在は水戸市の『東野ジャンボゴルフレンジ』で多くのアマチュアゴルファーを指導している。

おヘソでテークバックを始動すれば回転動作がスムーズになる

アドレスはカラダを完全に静止させないで「動」の状態をキープしよう

テークバックとはバックスイングの初期動作で、主にクラブヘッドの引き始めのことをいいます。このテークバックをいかにスムーズに始動させるかが、スイング全体のリズムや動きに大きく影響します。

多くのゴルファーはアドレスの姿勢を作ったあと、体を静止させてしまっています。そうすると下半身がだんだん硬くなって、重心も下がってきます。つまり、アドレスの姿勢が小さくなるんです。

カラダがまったく動いていない「静」の状態からクラブを動かし出すって、とても難しいと思いませんか? 手先だけでクラブを上げたり、「エイッ!」という感じで勢いよく担ぎ上げたりしてバックスイングの動きが硬くなっていませんか?

ゴルフのアドレスってカラダが止まって見えるから、それが当たり前だろと思うかもしれませんね。たしかにプロたちのアドレスもカラダが静止しているように見えます。でも止まっているように見えるだけで、実際はカラダを小刻みに動かしているんですよ。

テークバックを始動させるキッカケとなる動作は人それぞれで、左右の足に体重を交互に乗せて軽く足踏みしているタイプもいれば、私のように手のワッグルを数回繰り返すタイプもいます。軽く足踏みする人でしたら左足、右足、左足という具合にリズミカルに重心移動して右足に重心を乗せたタイミングでクラブヘッドを始動させます。

私の場合はワッグルで「動」のリズムをとり、上体をリラックスさせたままでテークバックをスタートしています。その他にもグリップをちょっと握り直してからテークバックする人や、アドレスの姿勢からグリップや右ヒザを目標方向に軽く押し込んで元に戻すと同時にクラブヘッドを始動させる人もいます。静から動へと向かうのは一番難しいことですから、動から動でテークバックするのが一番いいことなんですよ。

アドレスでカラダが完全に静止してしまうと下半身が硬くなり、上体にも力みが入りやすい。テークバックもスムーズに始動できなくなってしまう。
アドレスは静止して見えるが、体を小刻みに動かし続けて「動」の状態をキープすることが大切。
両足を軽く足踏みさせて体重を交互に乗せると、テークバックの始動のタイミングがとりやすい。
2〜3回クラブを軽く振るワッグルもリズムを整えて、テークバックを始動しやすくする効果がある。

おヘソから回転すれば腕や手は何もしなくていいからシンプル

テークバックは体のどこから始動させるのがいいかというと、「左肩の回転でスタートさせる」とか「クラブヘッドから動かし出す」などと色んな説があって、頭が混乱してしまったことはありませんか?

私自身が体のどこから動かしているかというと「おヘソ」です。アドレスの姿勢からお腹を先に回すんです。おヘソだけが動くのではなくて、腕もクラブもお腹の動きと連動して一緒に動いていくというイメージです。

ここで誤解されやすいのですが、おヘソを横に動かしてはダメ。上体を右に揺さぶるようにおヘソを真横に動かすと軸ブレを起こしてしまいます。バックスイングはとにかく回転動作ですから、アドレスの姿勢からおヘソを右に回しましょう。アドレス時の両肩と両腕の三角形をキープし、上体とクラブを丸ごと右に回転させるのです。

手でクラブを担ぎ上げるわけでもなく、左肩から窮屈そうに回すわけでもなく、お腹をスーッと回していく。これがテークバックの動きをスムーズにし、間違った動きを防ぐ意味でもベストだと思いますよ。

お腹が動かないで手先だけでクラブを動かし出すと回転不足を起こしやすい。
アドレスの姿勢からおヘソを右に回していくのがベストといえる。
おヘソを真横に動かすとスエーを誘発しやすいのでNGだ。
おヘソと連動して上体とクラブが一緒に回転する。手や腕はいっさい使わなくていい。
アドレス時の両肩と両腕の三角形をキープしやすく、回転動作を正しく実行できる。
体重を右足に乗せようとしてカラダが右に流れてもいけない。

最後に動画でチェック!

おヘソの回転でテークバックを始動させよう


取材・文・写真/三代 崇
協力/サザンヤードカントリークラブ


三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」

 前回へ 次回へ

【シリーズ一覧】
VOL.1:左手小指側の3本が緩まないようにクラブを短く持つことが重要です!
VOL.2:アゴを上げて高く構えれば、飛ばせるアドレスが作れる!
VOL.3:飛ばしたいならテークバックは「おヘソの回転」で始動!
VOL.4:飛ばしたいなら、体重移動は使わずおヘソを回してバックスイング!!
VOL.5:もっと飛ばしたいなら、トップの位置を安定させるべし!!
VOL.6:切り返しでは体重を左足内側の母趾球に乗せよう!

関連記事