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飛距離アップに効果大!!「クロスハンド&歩き打ち」ドリルで、飛んで曲がらない球が手に入る!!

三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」VOL.13

2020/12/13 ゴルフサプリ 編集部

2011年の日本女子プロなどツアー通算4勝。屈指のロングヒッターとしても知られた三塚優子がドライバーの飛ばしのテクニックを親切レッスン。飛距離が出なくて悩んでいるゴルファーにとって最高のクスリとなること請け合いだ。第13回も飛距離アップの効果的な練習法を教えてもらうとしよう。飛ばしがますます楽しくなる!

三塚優子
みつか・ゆうこ/1984年9月21日生まれ、茨城県出身。172センチ。埼玉栄高校ゴルフ部を経て2007年プロ転向。11年の日本女子プロなど通算4勝。現在は水戸市の『東野ジャンボゴルフレンジ』で多くのアマチュアゴルファーを指導している。

9Iで効率のいい動きを覚える練習をすることがドライバーの飛ばしにつながる

クロスハンドドリルでカラダの真正面でインパクトを迎える感覚をマスター

さて今回もドライバーの飛距離を伸ばすための練習法をアドバイスします。Vol.12では素振りの練習を多く取り入れるととても効果的だというお話をしましたが、ほかにも皆さんにぜひやってほしい練習法があります。

その一つが、9番アイアンを使っての「クロスハンドドリル」。ドライバーの代わりに9番アイアンを持ち、右手と左手を反対にしてグリップを握ります。クロスハンドに持つとバックスイングでカラダを深く捻転する感じがつかめます。そしてダウンスイングではカラダを開かないでクラブを振り下ろすことができ、ボールを自然とハンドファーストにとらえられます。

ドライバーの場合はアイアンと比べてそんなにハンドファーストには打たないんですが、カラダの正面でボールをとらえるための最高の練習法です。最初のうちはうまく打てないかもしれません。でも続けるうちにカラダを効率よく動かす感覚がつかめて当たるようになるはず。通常のドライバーショットを打つときもクロスハンドドリルのイメージでスイングすればミート率が大幅アップしますよ。

9番アイアンを使って、クロスハンドグリップに握って打つ練習をしよう。
両手を通常のグリップと逆にしてクラブを持つ。慣れないうちは違和感があるが、練習の効果は高い。
バックスイングでは左肩が引っ張られるので強い捻転が感じられる。
インパクトは自然とハンドファーストとなる。カラダの正面でボールをとらえる感覚をつかもう。
両手を左肩の高さくらいまで振り抜く。効率のいいカラダの動きを体感できる。
ドライバーはアイアンほどハンドファーストの形とはならないが、カラダを開かないで打つイメージが大切だ。
ダウンスイングでカラダが早く開きやすい人は、クロスハンドドリルがとくにオススメ。

歩き打ちドリルは下半身主導の動きやスイングリズムを整える効果がバツグン

もう一つの練習法は、「歩き打ちドリル」です。これは場所を必要としますが、ゴルフコースなど広い打席や芝の上で打てる練習場があったらぜひトライしてみてください。この場合もクラブは9番アイアンがいいでしょう。

ボールから1・5~2メートルくらい離れた場所から1歩、2歩、3歩とボールに近づいて打ちます。クラブを振るタイミングとしては右足を前に踏み出してバックスイング、左足を前に踏み出してダウンスイングします。ボールを打つときは、左足を前に踏み出した体勢でインパクトです。スペースがなくてもボールから少し離れた場所で右、左、右と数回足踏みを繰り返し、最後に左足をボールの近くへと踏み出して打つのもいいと思います。

この練習は下半身主導でスイングする感覚や、足でスイングのリズムやタイミングを整えるコツをつかむのが一番の目的。下半身がうまく使えていないためにバックスイングやダウンスイングでヒザや腰がヨコに流れやすい人や、スイングリズムが安定しない人には最適です。ゴルフのスイングって下半身をあまり動かさないように見えるけれども、スタンスの幅の中でしっかりと重心移動を使いますし、歩くときのリズムやタイミングを意識することでカラダが効率よく使えてミート率がアップするということを頭に入れておいてくださいね。

ボールから離れた場所から1歩ずつボールに近づいていく。
最後はボールと適正の間隔の場所へと左足を前に踏み出してインパクト。
右足を前に踏み出してからバックスイングへと移る。
左足を前に踏み出してボールと適正の距離まできたらダウンスイング。
重心が左足にしっかり乗ってボールをタイミングよくヒットできる。
歩くときのタイミングを意識し、下半身を使ってスイングすることが飛ばしのコツ。
スタンスの幅の中で重心をスムーズに移動するのも大事なポイントだ。
下半身がうまく使えない人はヒザや腰がスエーしやすく、ミート率が低下する。

私からの最後のアドバイス。「ドライバーばかり練習していると、なかなかうまくなれない」という声をよく聞きますよね。多くのプロやシングルゴルファーたちは、確かにドライバーの練習量が少ないですし、ショートゲームの練習が大半です。でも、それはドライバーを安定して打てる技量が備わっているから。

よく考えてください。14本のクラブの中で一番多く使うのはパターで、2番目はドライバーですよね。パー3ホールを除く14ホールでドライバーを使うでしょう。フェアウェイが狭くてドライバーではリスクが大きいホールではレイアップすることがあっても、少なくとも11~12回はドライバーで打つはず。つまりドライバーがうまく打てるかどうかが、スコアの差となるわけです。使う回数が多いクラブを一番多く練習するのは正しいことだと私は思います。

9番アイアンでのクロスハンドドリルや歩き打ちドリルで覚えた感覚を大事にしてドラバーショットに磨きをかけて、一番の得意クラブになれたら最高ですよね(笑)。

見てくださって、ありがとうござました! またお会いしましょう!

最後に動画でチェック!

9番アイアンを使ったドリルで覚えた感覚でスイングすれば、飛んで曲がらないショットが打てる!


取材・文・写真/三代 崇
協力/サザンヤードカントリークラブ


三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」

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【シリーズ一覧】
VOL.1:左手小指側の3本が緩まないようにクラブを短く持つことが重要です!
VOL.2:アゴを上げて高く構えれば、飛ばせるアドレスが作れる!
VOL.3:飛ばしたいならテークバックは「おヘソの回転」で始動!
VOL.4:飛ばしたいなら、体重移動は使わずおヘソを回してテークバック!!
VOL.5:もっと飛ばしたいなら、トップの位置を安定させるべし!!
VOL.6:切り返しでは体重を左足内側の母趾球に乗せよう!
VOL.7:飛ばしたいならインパクトまで前傾角度を徹底キープ!!
VOL.8:ハンマー投げのようなフォロースルーがビッグドライブのお手本!!
VOL.9:フィニッシュは左足だけでも立つ! これなら安定して飛ばせる!!
VOL.10:カラダが柔軟な人は「一軸」、カラダが硬い人は「ニ軸」が飛ばしのカギ。
VOL.11:フェースターンは手の動作ではない! 下半身の動きが最大の肝!!
VOL.12:ヘッドスピードが格段にアップする「マックス素振り」を伝授!!
VOL.13:「クロスハンド&歩き打ち」ドリルで、飛んで曲がらない球が手に入る!!

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