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もっと飛ばしたいなら、トップの位置を安定させるべし!!

三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」VOL.5

2020/10/18 ゴルフサプリ 編集部

2011年の日本女子プロなどツアー通算4勝。屈指のロングヒッターとしても知られた三塚優子がドライバーの飛ばしのテクニックを親切レッスン。飛距離が出なくて悩んでいるゴルファーにとって最高のクスリとなること請け合いだ。第5回目は飛距離アップが実現するトップの作り方を教えてもらおう。

三塚優子
みつか・ゆうこ/1984年9月21日生まれ、茨城県出身。172センチ。埼玉栄高校ゴルフ部を経て2007年プロ転向。11年の日本女子プロなど通算4勝。現在は水戸市の『東野ジャンボゴルフレンジ』で多くのアマチュアゴルファーを指導している。

左手親指にクラブを乗せる感覚を大事にして、安定したトップを作ろう

クラブをスムーズに上げることを考えれば、トップの位置が決まりやすい

トップはバックスイングの終点であると同時に、インパクトへと向かう折り返しの地点でもあります。トップのポジションやフォームが安定すればダウンスイングの軌道が整いやすく、スイングの再現性や反復性が向上してミート率がアップします。

逆にトップの位置がバラバラですとダウンスイングの軌道も安定せず、グッドショットもたまに出るけど、ミスショットも生じやすくて、打ってみないとボールがどこに飛んでいくかわからないようなスイングになってしまうんですよ。ミート率を上げて飛距離を伸ばすためにも、トップのポジションの安定を目指してくださいね。

トップはとても大事ですから、バックスイングの動きやトップの形を細かくチェックする人が多いですけど、あまり複雑に考えすぎるとバックスイングでクラブがスムーズに上がりにくくて、かえってトップが安定しにくいのではないでしょうか。

どうやって安定したトップを作るかというと、バックスイングでおヘソをしっかり右側に回して、アゴが左肩の真下に入るまで上体を捻転させればOK。アドレスの前傾姿勢の角度が変わらないように注意し、おヘソを回して自分がクラブを上げやすいポジションへと導いていくようにするといいでしょう。そのくらいシンプルに考えたほうが、トップの位置が一定しやすくなります。

私が一番注意しているのは、トップで左手の親指にクラブをしっかりと乗せること。左手の小指側の3本を緩めないで、左手親指でクラブの重さが感じられるように支え持つのです。それはフィニッシュも一緒です。トップとフィニッシュで左手の親指にクラブが乗るようにスイングするだけで、クラブヘッドの軌道が劇的に安定してきますよ。

お腹を引き締めて構えたら、おヘソを右に回してクラブヘッドで大きな円を描くイメージでバックスイングしよう。
おヘソをしっかり回して、左肩がアゴの真下におさまったところがトップ。飛ばしのパワーが蓄積されて、力感があればOK。
アドレスの前傾角度をキープしてバックスイングすれば、安定したトップが作れる。
トップでもっとも重要なのは、左手の親指にクラブが乗るようにすること。クラブヘッドはほぼ目標方向を指す。
左手の親指にクラブの重さが感じられたら正しいトップが作れたといえる。
左手の小指側の3本が緩まないようにすることも大切なポイントだ。
トップと同様、フィニッシュでも左手親指にクラブを乗せる感覚が重要だ。

左手スイングの練習で、左手親指の正しい動きをマスターしよう

左手の親指にクラブがしっかり乗るようなトップが作れないという人はクラブを左手だけで持ち、バックスイングの練習をしましょう。体を回さないで左手だけでクラブを上げてはいけません。アドレスの姿勢を作ったら、おヘソをしっかり回し、左腕をできるだけ伸ばしたままで上げていくのが大切なポイントです。

そして左手が右腰くらいの高さに上がったポジションでいったんストップ。この位置で左手の親指がグリップの真上に乗っているかをチェックしてください。ここで左手の親指がグリップの真上から外れてしまうと、トップでも左手親指の上にクラブが乗らなくなり、ダウンスイングの軌道がブレやすいんです。

トップでクラブが左手親指の上にきれいに乗れば、クラブヘッドはほぼ目標方向を指します。多少はクラブヘッドが目標の左側を向くレイドオフや、目標の右側を向くクロストップになっても構いませんし、クラブヘッドが垂れ下がるオーバースイングでもいいと私は思います。

ただし、左手親指でクラブを支え持つことができず、左手の小指側の3本が緩んでしまうような極端なレイドオフやクロストップ、オーバースイングはNGです。実際にボールを打つときは両手でクラブを持ってスイングしますが、トップで左手親指の上にクラブを乗せる感覚を大事にしてください。

またトップは飛ばしのパワーを蓄えるポジションでもありますから、深い捻転を作ることが絶対条件。バックスイングでおヘソをしっかり回転し、クラブヘッドで大きな円を描くイメージでクラブを上げていきましょう。おヘソを回さずに、手先だけでクラブを上げてしまうと飛ばしのパワーが溜まりませんし、安定したトップが作れませんよ。

バックスイングの右腰の高さで止めて、左手親指がグリップの真上に乗っているかをチェックしてみよう。
その延長でクラブをトップまで上げていけば、自然と左手親指の上にクラブが乗ってくる。
バックスイングで左手親指が真横を向いてしまうと、正しいトップが作れない。
トップでクラブヘッドが目標の左や右を向くのも決して間違いとはいえないが、左手親指の上にクラブが乗らないとNG。
バックスイングでおヘソが回転しないと手上げとなり、トップで飛ばしのパワーが溜まらない。

最後に動画でチェック!

トップでは左手親指にクラブを乗せよう


取材・文・写真/三代 崇
協力/サザンヤードカントリークラブ


三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」

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【シリーズ一覧】
VOL.1:左手小指側の3本が緩まないようにクラブを短く持つことが重要です!
VOL.2:アゴを上げて高く構えれば、飛ばせるアドレスが作れる!
VOL.3:飛ばしたいならテークバックは「おヘソの回転」で始動!
VOL.4:飛ばしたいなら、体重移動は使わずおヘソを回してテークバック!!
VOL.5:もっと飛ばしたいなら、トップの位置を安定させるべし!!

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